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トラ先生慄く④にしおりをはさみました!
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トラ先生慄く④
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「…人たらし。」
「?なぁに?」
ぼくはベッドの中で昼間の梶本君の言葉を思い出し、無意識に口に出していたみたいで、背後からぼくを抱き締めて身体を弄っていた手をピタリと止めて、トラ先生が聞き返される。
「トラ先生、ぼく人たらしだそうです。」
ぼくは寝返りをうつとトラ先生を正面に見据えて、校内での自身の評価を伝える。
正直、他人がぼくをどう捉えようとどうでも良い。それこそどんなイメージを持とうと本人の自由だ。
大切なのはそれによって、ぼくという人となりや本質が変化することは全く無く、ぼくはぼくであるということだと思う。
いずれにしても、
「たらし、ってあまり良い言葉じゃないですよね。…もうちょっと、こう…、違う表現はないでしょうかね。」
ぼくが再び口を開くと、それまで黙ってぼくを見つめていたトラ先生は首をかしげて尋ねられる。
「違う表現って例えばどんな?」
「ええと…人懐っこい、とか?」
「ふふっ。意味合いが少し違うようだけど?」
トラ先生はフワリと微笑まれると、ぼくの額にチュッと口付けて肩を抱かれる。
「というか、いまさらよねぇ!正当な評価じゃなぁい。るうちゃんは天然·無自覚·人たらしよ!」
トラ先生は一語一句ご丁寧に区切って言い直されました。
「そうなんですかね…。」
「そうよ!お陰であたしは毎日気が気じゃないわ。」
ぼくは弱々しく笑ってトラ先生に縋り寄ると、伸ばされた手に片膝を掬い上げられる。
「あたしを悩ます天使ちゃん、覚悟なさい。」
そう言うとトラ先生は、自身の硬いペニスの先端をぐいっとぼくのアナルに充てがわれる。
そのままゆっくりと弧を描く様に緩慢な挿入がはじまるが、一度繋げているのでそこはするりと抵抗なく受け入れてしまう。
「あっ、んっ…」
ぼくは仰け反り、トラ先生に喉笛を緩く噛みつかれながら本日二回目の、容赦ない焦らされる攻めを奥深くまで受けました。
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