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18歳以上ですか?
〃にしおりをはさみました!
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〃
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《…まあいい。
あと、悠舞に必要以上に引っ付くんじゃねぇよ?
悠舞、また後でな。》
「あ、うん!」
最後に俺のためを思ってか、忠告してくれる暁紀。
こういうところ優しいよなぁ。
スマホをポケットにしまい、マリモのほうを向く。
「っ悠舞…!」
え、なにこれ。
なんで涙声なの。
暁紀か、暁紀のせいか。
「っちょっと!
透を泣かさないでください!」
『ほんと無能だよねー。』
あー、もう勝手にしろ。
お前らどうでもいいわ。
…次の時間こそ出る予定だから、今のうちに逃げよう。
瑠偉兄ちゃんとすれ違うとき、こそっと小声で話しかけてきた。
「今日の7時から。
俺と会長と書記。ゆーくんの部屋に行くから。」
「…会長と書記?」
誰だそれ。
此処にはいねぇっつーことは…
マリモ信者ではないんだな?
「大丈夫。悪い人たちじゃないから。」
「んー…ならいいよ。
準備しとくね。」
晩御飯、一応作っておこう。
七時はちょうど俺が飯食う時間だし。
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