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約束 part4にしおりをはさみました!
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約束 part4
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そらるside
俺は録音も終わらせ
休憩をしているのだが
ま「今日はいきなりごめんなさい…」
まふまふさんが俺と話したい。
ということなので、2人だけで休憩室でお話することになった
そ「いえ、全然大丈夫です。今日はどんなお話を?」
ま「あの…話なんて無くて…でも僕!そらるさんの歌を聴いて、感じて…涙が出たんです」
どうやら俺の動画を見てくれたそう。
ま「それで…もう1度そらるさんに会いたくて。でも…迷惑でしたよね……」
まふまふさんがしゅんとする
でも迷惑?そんな事全然無くて…
そ「そんな…迷惑なんて思ってませんよ。俺もまふまふさんの歌声を聞いて感動しました」
まふまふさんは、えっ!?っと、驚いたようにこちらを見る
そ「この前、まふまふさんに会ってから俺も気になって調べたんです。そして聞いてみたら…とっても羨ましくて」
ま「え!?なんで…」
そ「俺はこの声が嫌いなんです。低い声が嫌いなんです。嫌いで嫌いでもう潰したい程でした。でもまふまふさんの曲を聴くと羨ましくて…」
するとまふまふさんはニッコリと笑う
ま「僕も…自分の声が大嫌いです。僕もこんな声でいじめられたことありました。でもそう言ってくれる方が居るから…僕はこの声を大事にしたい」
まふまふさんの目には涙が浮かんでいた。
でも笑っている。
そんなまふまふさんを見て俺はある感情が芽生えた。
"尊敬"
ううん、違う
"馬鹿"
全然違う
俺はこの笑顔が好きだ
初めて見る笑顔。
眩しくて輝いていて、でも悲しそうなこの笑顔。
そう、簡単な話
"笑顔が見たい"
ただそれだけ。
俺が今求めていた物はこの顔、この声、この人。
この人が隣で笑ってくれるなら
俺は何だって出来るだろう。
初めて否定されなかった声。
初めて感動してもらえた歌。
初めて笑ってくれた。
それだけで俺は
この人に特別な感情を抱いた。
そ「あの…まふまふさん」
ま「はい?」
そ「俺と…コラボしませんか?」
まふまふさんはビックリした様子でこちらを見る。
そ「俺、まふまふさんと歌いたいです。1度だけでも俺と…」
するとまふまふさんはまたあの笑顔で
ま「はい!もちろんです!」
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