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不思議の国のアリス Vにしおりをはさみました!
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不思議の国のアリス V
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まふまふside
ま「そらるさん…そらるさん!」
僕はそらるさんを探す
そらるさんはデートの約束を断る時は、数日前には必ずしてくれる
こんなギリギリとかに連絡はしない
ま「そらるさん…」
それに何か用事ができた場合、僕のLINEをスグには開けない。
急用の場合、スグに返信することもできないはず
そらるさんはきっと今危ない状況だろう
僕は右耳についている赤いイヤリングを握る
ま「そらるさん…」
僕は探し続けた
周りの人にも連絡をした
天月「そらるさんか…知らないなぁ。ごめんね」
うら「知らん」
坂田「知らへん!仕事なんちゃう?」
96猫「ん?分からへんけど…それは何かそらるんらしくないよね」
みんなは揃えて知らない。という
でもその中で1人、違う人がいた
センラ「そっか、今ちょっと空いてる?」
そう、センラくん
セ「もしもし?まふくん?」
ま「うん、どうしたの?」
セ「そらるさんはluz君と関わりがあると思うんですよ」
ま「なんでluz君?」
セ「先日、俺と志麻くんに聞いてきて…二人が行くデートスポットってどこって」
デートスポット?何でそんなの聞いたんだろ
セ「それで、出来るだけ静かな所でって言ってて…」
静かな所…と言うことは
"人目のつかない場所"
ま「なんて答えたの?」
セ「いつものビーチを…」
いつものビーチとは
よくセンラくんと志麻さんがよく行く海。
倉庫や工場が近くにあるため、あまり人気では無いのだけれど
夕焼けがとても綺麗で前に見せてもらった
セ「それじゃぁluz君はそこの事を詳しく聞いてきて、俺は倉庫とかあるって答えたんやけど…」
ま「分かった。ありがとう」
セ「あ!ちょっと待って!luz君は今危ないi…」
ツーツーツー
僕は最後に言ったセンラくんの言葉はもう聞こえ無かった
ただ無我夢中にビーチへと向かう
ビーチは車で片道30分だ
間に合うかは分からない
けれどそらるさんが無事なことを願うだけ…
僕はタクシーに乗ってビーチへと向かう
ま「そらるさん…待ってて」
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