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逆襲の毛バタキ-6にしおりをはさみました!
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逆襲の毛バタキ-6
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怒られないかな~って顔色を伺いながらソローっと晩里の作務衣のズボンに手を伸ばして腰のゴムに指先を掛けた。
「望夢」
ビクッ。
怒られたらすぐに止めようと心に決めていたのに、驚いた勢いで、指はそのままパンツの中に突入していってしまった。
「わ、わざとじゃないよ」
ニチョッと絡めとった2本の指先に感じるのはまだ温かくてニュルっと湿っぽい感触で。
絶望したような晩里の表情は見なかった事にして、粗相をした張本人をプルンと外に解放してあげると、指では回収しきれなかった白濁がくっついてきた。
「最低」
液体窒素の如く冷えきった晩里の声が耳に痛いけど、ここまでやったんだから今日は思う存分はっちゃけて見せる!
「これ、毛バタキで綺麗にしてあげようか?」
「したら絶交です」
うーん、絶交は困る。
じゃあ。
ペロンと舌で絡めとると、青臭い香りが口いっぱいに広がった。
「晩里の味、草原みたい」
「やだ、望夢。やめて」
ベッドサイドにもたれ掛かった顔を見上げると、泣きそうな瞳と視線がバッチリ合った。
フニャッと力をなくしてしまった晩里の分身を口に含んで軽く歯を立ててみると、柔らかい皮の感触が美味しそうでもっと歯を食い込ませてみたくなる。
「痛いっ、望夢。優しく、優しくしてくださいっ」
切羽詰まったように訴える晩里の表情も余裕なくクシャッと崩れて、その先をもうちょっと見てみたくなる。
いつものお返しってわけじゃないけど、更にちょっとだけ深いところまで歯を進めてみる。
「お願い……だから」
何かをグッと堪えるようにシーツを握り締めた拳は細かく震えている。
咥えた先端を解放して顎を上げると天を指していたのがバッタリと倒れた。
「晩里のここ、今なら取れちゃいそうだね」
2本の指でクイっと引っ張ると晩里の腰がビクッと跳ねる。
「やだ、怖い。望夢、お願い」
優しくしてと、啜り泣くように懇願する晩里の両目から、留めきれなくなった涙が溢れだした。
「ごめん……」
自分よりも遥かに大きくて立派な身体を持つ男が涙を流して懇願する姿に突如罪悪感が雪崩のように押し寄せてきた。
肩に腕を回してギュッと抱き締めると、背中に手が回る感触があって晩里も抱き締め返してくれてるんだなって心の奥がキュッと音を立てる。
「何か色々立場が反対側だね」
汗でしっとりと濡れた晩里の短い髪に顔を近付けてみると、石鹸の香りのベールに包まれている普段とは違って、晩里をもっと近くに感じられる。
すんすんと匂いを嗅いでいると身体を起こした晩里に引き剥がされた。
「お風呂に入って来ます」
「じゃあお風呂入ったらさっきの続きしよ? 今度はちゃんと俺が下だから」
いいよって言ってくれるとばかり思ってたのに、晩里は困ったように眉を下げてしまった。
「今日はちょっと……疲れてしまったから」
「そっか……」
晩里のが欲しかったな。
今日はいっぱい苛めてしまったけど、細くて真っ直ぐな晩里の分身は大好きなんだ。
「ごめんなさい」
「何が?」
「望夢は、私の、その……下半身に噛み付きたいのかもしれないけど、私のが弱すぎて期待に添えなくて」
いやいやいやいや。
俺別に他人の大事なところ噛んで喜んだりとかそんなドSな性癖持ってないからね。
だけど晩里は辛そうな顔で続ける。
「望夢を満足させてあげられなくて……こんな時……」
最後の方はよく聞き取れなかったけど『あの男なら』と続いた気がした。
あの男ってどの男?
だけどそんな事どうでもいい。
俺の答えは決まってるから。
「晩里だから。同じ身体を持つ男からでも、その相手が晩里だから俺は抱かれたいって思うんだよ」
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