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過去の過ちにしおりをはさみました!
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過去の過ち
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俺と瑠衣はすごく愛されていた
母さんや父さんは怒ったこともほとんどないし喧嘩だってしたこと
なかったんだ
だけど瑠衣はこの頃とても体が弱くよく倒れたりしていた
そのためだろうか全然僕にかまってくれなくなった
みんなの前では全然平気だって言ってたけど本当は寂しい
でもよかったんだそれでも…
いつまで耐えられるかわからなかったけど
本当に馬鹿なことをしたと今でも時々考える
その時は中学に上がりたてのため不安とかいろいろ重なったんだと思う
だから僕は親に当たってしまった
『なんでいつも瑠衣瑠衣瑠衣…僕
のこと全然かまってくれないじゃないか‼︎僕のこと嫌いなの?僕なんかいらない存在なんだ‼︎こんな家出てってやる!』
「違うんだよ!待ちなさい!」
そして僕は飛び出して行った夜だったためあまり見えなかったがそれでもよかったむしろそっちの方が良かったんだ泣いてる顔なんて誰にも見せたくないし…
そして1日だけ友達の家に無理を言って泊めてもらった
その日は土曜日、次の日は日曜日で学校も休みなため友達も心良く泊めてくれた
友達と話してたくさんふざけていたらいつの間にかイライラもなくなり次の日に家に帰ってみた
念のため合鍵はいつも持ってるためすぐに入れた
すると中からすごく大きな声が聞こえた
「お前が瑠衣ばかりかまっているからこんなことになったんだろ!」
「何よ‼︎貴方だってじゃない‼︎」
「なんだと‼︎」
「もう、貴方なんか知らないは‼︎」
「あぁ、俺だってお前なんか知らない‼︎こんな家出てってやる!」
バン!
父さんと母さんが初めて喧嘩した時だった
そして父さんと母さんは離婚し、母さんが女で1人育ててくれただけどそう長くは続かなかった
僕が中3の時母さんは倒れた
寝ずに仕事をしていたから当たり前と言えば当たり前だが
そして数週間後母さんは永遠の眠りについたのであった
そう…全てが僕のせいだったんだ‼︎
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