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《番外編》仮面の中身は①にしおりをはさみました!
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《番外編》仮面の中身は①
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紫音sideに戻ります
家庭訪問のお話です(^^)
***
「わ〜〜〜!!そろそろ家庭訪問の時間だよね?!初めてだし緊張するかも……」
「お母さん、僕あいつ家に入れるの嫌なんだけど」
「ママだって嫌だよ!!羽柴先生何考えてるかわかんないし!!それよりれーくん、この格好変じゃない?大丈夫かな?」
「うん。むしろもっと着込んでもいいんじゃない?」
麗音がこんなあからさまに人を嫌うのは珍しい。
羽柴先生に何かされたとかないよな…?
少し不安に思っていると、ピンポーン♪とインターホンが鳴った。
「は〜い!今いきまーす!れーくん、お話するからお部屋にいてくれる?」
俺は鏡の前に立っておかしなところがないかもう一度確認してから、麗音を部屋へ入れ、玄関へ先生を迎えに行った。
「お邪魔します」
「わざわざおいてくださってありがとうございます。こちらにどうぞ」
先生をリビングへ通し、ダイニングの椅子へ座ってもらって、用意しておいた紅茶を出した。
「お気遣いなさらず」
「いえいえ。それより学校での麗音の様子お伺いしてもいいですか?」
「あぁ、はい。入学式にも見てらっしゃったと思いますが、麗音君はとても社交的でクラスのみんなからも信頼を得てるリーダー気質のあるお子さんだと思いますよ。成績の方も………」
俺は羽柴先生の話に耳を傾けながら、入学式の時にも感じた嫌な寒気に身を震わせた。
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