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2 . 夢。( ky視点 )にしおりをはさみました!
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2 . 夢。( ky視点 )
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「あ、キヨ君。」
「レトさん、遅かったね。」
扉の先に居るのは、今日一緒に実況を撮る予定だったレトさん。
あ、だなんて言ってる癖にもう数十分の遅刻だ。
レトさんにしてはこんなに遅刻だなんて珍しい。
「んー、朝ちょっと色々あったからさぁ」
「色々って?」
「色々は色々!! とりあえず寒いから早く入れてくれへんか?」
「え、まぁいいけど...」
レトさんは、お邪魔しまーす!なんて言って家のなかに入ってくる。
...あれ、俺なんかレトさんに上手く丸められたような気がしなくもないような...。
「ふー、あったかーい。」
外は東京にしては寒く、冷たい風に吹かれていたであろうレトさんは、暖房の前で手を暖めている。
「...ねぇレトさん、さっきの色々って何ー?」
どうせ何か言い訳で言ったはず。
それならレトさんをからかっていじめてやりたい。
けど返ってきた言葉は、俺の予想を裏切るような言葉だった。
「手、朝起きたら何もしてないの怪我してたんや。」
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