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初めての行為③にしおりをはさみました!
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初めての行為③
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「は、ぁ…はぁ…」
羞恥心から優馬は顔を手で覆い伏せた。
「さて、お遊びはここまでだ」
菊池は優馬の腕を掴み強引に椅子から引き摺り下ろすと、床にうつ伏せに組み伏せた。
「騒がれては困るからな、これでも咥えていろ」
口にあてがわれたのは自分が脱いだ下着。
こんなもの誰が咥えるか。そう思った瞬間---
「！？あ、あぁあ…っ！んんーっ！」
優馬の蕾に菊池の熱があてがわれ、濡れた蕾からゆっくりと奥まで貫かれた。
身体が裂かれるような感覚に悲鳴をあげ、思わず先ほどの下着に噛み付いて悲鳴を逃した。
なんだ、これ。いれる？菊池のものがいま俺の中に入っている？
-----男の子のセックスはここでするんだよ。
これが、セックス？
「あぅ、んんん…っ、んぅっ、んっ！」
菊池はゆっくりと出し入れを繰り返し優馬の中を慣らしていく。
後ろから優馬に覆い被さり、右手で優馬自身を握り左手は胸の華を愛撫した。
全身に与えられる初めての快楽に、優馬の脳は追いつけないでいた。
「んんーっ！ぅ、うぁ…っ、ひぁっ！」
何も考えられず、菊池の責めに情けない声を漏らす。苦しいはずなのに、優馬自身は熱を帯びてビクビクと膨れていった。
「イキたいか？神崎」
「…っ！…やっ…ぁっ！」
「嫌？と言ったのかな？」
きゅ、と胸の華を摘む。それが一番感じる性感帯であることを菊池はもう熟知していた。
「ひっあぁっ！！」
「もう一度聞こう、イキたいか？」
胸を刺激し、蕾の際奥を突き、優馬の熱の中心の蜜を指の腹で擦る。
「やっ、やだっあぁ…！」
「強情だな」
「…っ…か…身体は先生のモノで…も…っ…心まで言いなりには…ならないっ…」
途切れ途切れに、だがはっきりと優馬は意見した。あくまで取引通り、身体をどうされようがそのプライドまで投げるつもりはないようだ。
「ほう」
菊池は伏せていた優馬の頭を掴み顔をあげさせ、快楽で潤みながらも敵意を表す真っ直ぐな瞳に恍惚した。
「心底惚れたよ、神崎優馬。いずれ心まで俺のモノにしてやる」
菊池は愛おしそうに首筋から背中にかけてキスをした。
「…っ…んっ…！」
優馬の背中がビクンと跳ねる。
「ココも感じるのか。全身が性感帯だな？」
否定しようにも、身体は正直に反応してしまう。
「もっとゆっくり可愛がってやりたいところだが…もう時間だ。イキなさい」
「ひっ！？あ、ぁああっっ！！」
菊池の動きは急に激しくなり、一気に責め立てられる。優馬の蕾、熱、胸、さらには背筋を舐め、全ての性感帯を一度に責めてきた。
「声」
ぐっ、と頭を下着に押さえつけられ短く命令される。
「ひっ、ぐ…！んんん〜っっ！！…っあぁっ」
優馬の中に菊池の白濁が流され、同時に優馬も華液を放った。
緊張状態から一気に力が抜け、菊池が立ち上がったあとも優馬はへたり込んだまま動けなかった。
「これから毎日可愛がってあげよう。お前の身体も…心もな」
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