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18歳以上ですか?
3にしおりをはさみました!
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「……あのさ、する……時さ、一緒にこす……って、欲しい」
「へ……?」
てっきり『眠いから運んで行って』とか頼まれると思っていた俺は、満留さんが言った事を理解するのに少し時間を要した。
「……和希?」
「えっ? えっと……」
言われた事をもう一度頭の中で反芻していたら、名前を呼ばれて動揺した。
つまりは……この後、ベッドでするあの事を言ってるんだよな?
「……ダメ?」
しかも、上目遣いでその問いかけだ。
あー、もうっ……やってくれるよな……。
お陰で、俺の理性は全て奪われてしまった。
「満留さん……」
吐息混じりで名前を囁くと、体勢を変えて満留さんの身体を抱き抱える。
「わっ、和希……?」
横抱きにして立ち上がった所で、満留さんが驚いた表情で俺を見てきた。
「お願いされた通り、今からシてあげますよ」
「んっ……」
満留さんに向けてニコリと微笑み、ベッドの上に降ろす前に……と、柔らかい唇にキスをした。
《終わり》
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