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9-7 特別棟にしおりをはさみました!
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9-7 特別棟
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流石に、飛鳥さんでさえ触らなかったうなじを目の前で触られてヤマもキレたんだろう。
自分が刻んだ証を土足で踏みにじられ、Ωに非はなくても番を解除するプライドが高いαもいる。
手慣れた幼馴染みの連携に、ヤマを正気に戻す手はあるんだろうと安心。
俺はヤマの身体に回していた腕をほどいて、ヤマを羽交い締めしている松野に期待を込めて尋ねた。
「早く倭人さんを何とかしてくれ」
「無理」
・・・・・はぁ?!
「菊川が潜在的に力を持ってるのは知ってたけど、こんなことしでかしたの初めて。
俺達以外の奴ら、身体だけじゃなく意識も止まってるし」
竹居まで、固まっている三枝の顔の前で手を動かし「菊川、やるなぁ~、コレ完全犯罪狙ってた?」すっかり落ち込んでいる笹部に止めを指している。
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