アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
嫉妬 そらまふにしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
嫉妬 そらまふ
-
最近、まふの様子がおかしい
話しかけても「なんですか」とか
面白い話をしても「へぇ」とか
なんというか、素っ気ない気がする
俺、なんかしたのかな
うーん…と悩んでいると、天月に声をかけられた
「そらるさーん、どうしたんです?」
「あ、いや、最近まふの様子がな…」
天月に相談してると、まふの姿が見えた
まふは俺と目が合い、一瞬ハッとしたかと思うと
すぐにまたむっとしている
すると、天月が「なるほどねぇ」などと言い出す
わけのわからない俺は頭に?がたくさん浮かんだ
「え、なに、なんなの?」
「まふくん大変だねー…
まぁ、そらるさんも頑張ってくださいよ
それじゃ俺、智久と飯行ってくるんで!」
そう言って天月は去って行った
いや、俺にどうしろって言うんだよ…
頭を掻いて悩んでいると、まふが近づいてきた
「そらるさん…天月くんと何を話してたんですか?」
「あー、いや…別に大したことじゃない」
「隠さないでくださいよ」
「はぁ?だって、お前に関係ないし…」
お前の事を気にしてるなんて、言えるわけない
そんな事を言ったら引かれるかもしれない
「僕…そらるさんが他の人と話してるの見ると…
なんだか苦しくて、悲しくなるんです」
「…おま、何言ってんの…」
「引きましたか…?そうですよね…すみません
今のこと忘れてください」
「まふ、待てよ…」
逃げようとするまふの腕を掴み、振り向かせる
まふはふるふると震え涙を堪えているようだった
「見ないでください…!今の僕、情けなくて…見られたくないです…」
「いいよ…、おいで」
俺は片手でまふを抱き寄せ、もう片方の手で頭を撫でる
まふはびっくりしたような顔を俺に向けた
そりゃそうだよな…俺も、自分でびっくりしてる
でもなんか、胸がキュって締め付けられて
どうしてもまふを抱き締めたかった
「そら、るさん…何してるんですか…」
「そんな顔をさせてるのは…俺なんだろ?
なぁ、教えてくれ…俺はどうしてまふを苦しめるんだ」
答えは知ってる…多分、俺も同じだから
俺も、まふにそんな顔をされて凄く苦しくて切ない
この感情は…
「……好き、だから…です」
「…俺も…俺も好きだよ、まふ」
やっと気づいた、この気持ち
俺はまふが好きだったんだ
今の関係が崩れるのが嫌でずっと隠していた
でもそれがずっとまふを苦しめていたなんて
「嘘じゃ…ないですか」
「俺今まで嘘ついたことないだろ…」
たくさん、苦しめごめんな
これからはその分、たくさん幸せにするから
end
すみません寝ぼけて書いてるのでグダグダです…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 33