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助けてくれたのはにしおりをはさみました!
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助けてくれたのは
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「なにしてんの?おまえら。
その子嫌がってんじゃーん。
男犯すほどおまえら欲求不満なの?笑」
その声はいきなり上から降ってきた。
屋上で犯されていた俺は
こんな人気のないところで助けてもらえると思っていなかった。
人に見つかると思っていなかった上級生達は見られていたという事実にビビったのか全裸の俺を放置して逃げていった。
後始末くらい手伝ってくれよ…
さすがに助けてくれた相手に
全裸でお礼を言う訳にはいかない。
急いで制服を着ようとするが
思っていた以上に恐怖していたのか身体が震えて
動けなかった。
…どうしよう
…どうしよ…
上からはぁ…とため息が聞こえた。
やばい失礼な奴だって怒らせた?
急いでお礼言わなきゃ…ッ
「あせんなくていーから
着替えと後始末くらい手伝ってやるよ
今なんか拭くものもってくっからまってろ」
そう言ってポンッと頭に手を乗せて撫でてくれた。
その温かい手に安心して素直にその人に従った。
高鳴る胸と
熱を持って赤く染まる頬の原因を
この時俺はまだ知らない。
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