アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
キスシーン 3にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
キスシーン 3
-
あーちゃんは僕の事が好きで、僕もあーちゃんが好き。
両思いになって初めてのキスは強引でいてとろけそうなほどに甘いキス。
唇が離れてもなおその余韻にひたる僕をあーちゃんは優しく抱きしめた。
「なぁしのぶ。さっき、なんで泣いてたんだ?おれ、何かした覚えないんだけど。」
その問にハッと現実に引き戻される。
あーちゃんには、涼さんがいる。
「さっき、キスしてた。」
「は?」
「あーちゃんと涼さんが、生徒会室で。」
「ふっ、はははっ…俺と涼が?ははっ。」
僕は正直に答えただけなのにあーちゃんは凄い笑ってる。
僕は本当に傷ついたのにな。
「あーちゃんと涼さんは付き合ってるんでしょ?」
「ばーか。俺今しのぶが好きだって言ったばっか何だけど。」
「だって…」
「俺はしのぶの事が好きで、涼とは友達。
さっきは涼がコンタクトを入れるのが怖いって言うから俺が手伝ってやってただけだ。それがキスに見えたんじゃないか?」
そう言ってあーちゃんが僕を撫でる。
キス、してなかったんだ。
付き合ってもなかった。
良かった…
「しのぶ、好きだよ。俺の恋人になってくれる?」
「うんっ!」
僕はあーちゃんに抱きついた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
69 / 153