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宿り木の下で１０※にしおりをはさみました!
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Kissing under the mistletoe(期間限定公開)
宿り木の下で１０※
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「ん……っんぅ……んは……ぁ」
「雅紀、いいか……？これ、どうだ？」
暁の声も欲情に掠れていた。
大好きな人が、自分のこの身体に興奮してくれている。艶っぽい眼差しで息を荒げ、自分の反応ひとつひとつに悦びを感じてくれている。それはなんて幸せなことだろう。
「ん……ん……ぁ……ぃい……」
「すっげ、可愛い。雅紀……こうするとさ、ぴくぴくすんのな、おまえ」
胸の尖りをちゅくちゅくと口や舌で愛撫しながら、好奇心いっぱいの子どもみたいに夢中になってくれるこの人が愛しい。
雅紀は、身体だけではない心の芯から沸き起こるような悦びに突き上げられて、思わず呻いて身を捩った。
「お、すっげ。おまえさ、割と言葉責めに弱いよなぁ。今のでさ、感じちまっただろ？」
満足そうな暁の声に余計に煽られて、下腹が急速に熱を持つ。雅紀がもじもじと脚を擦り合わせると、暁はますます嬉しそうな顔になり、空いている方の手を下に伸ばして、雅紀の股間にそっと触れた。
「エッチだな……雅紀くん。ここ、もう反応してんじゃん」
「あっぅん……っ」
含み笑いの暁の囁きと、スラックス越しに触れるか触れないかの刺激に、雅紀は大きな声をあげて仰け反った。
暁の言う通り、雅紀のそこは既に反応していた。恥ずかしくて全身がかーっと熱くなる。
「やっ……もう……ばかぁ……」
真っ赤になってしまった顔を両手で隠そうとすると、暁は蕩けそうな笑みを浮かべて
「く～。羞じらうおまえって、超絶可愛いっ。大丈夫だぜ。ほれ、俺のもすっかり、その気になってるからさ」
言いながら、雅紀の手を掴んで自分の股間に持っていく。
そこも既に反応して、窮屈そうにスラックスを押し上げていた。涙目で睨む雅紀に、暁はへらっと笑って
「んな顔すんなって。余計にいじめたくなんだろ～」
伸び上がってきて顔中にキスの雨を振らせてくる。大きなわんこにわふわふと懐かれているみたいで、雅紀は擽ったさにくねくねと身を捩った。
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