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高校生の僕にしおりをはさみました!
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高校生の僕
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「なぁ、あんたの名前教えてくれよ。」
「ぇえー。俺一応お前とおんなじクラスなんだけど?笹原水月くん?ぁあー、俺はお前の名前は知ってるのに、笹原は知らないんだ~傷つくなぁ~(ニヤニヤ」
えっ(汗
わわわ。それは失礼した。同じクラスのやつの名前くらい覚えとけよ、僕!!!なんたる失態!
「ご、ごめんって。今から頑張って名前覚えるから!教えて下さい!!!」
僕は手を顔の前に合わせて一生懸命お願いする。
「えー、どうしよーかな。」
そ、そんなぁ。名前くらい教えてくれよぉー。
「ふはっwウソウソ教えるから。そんな顔すんなよ。笹原必死すぎだよ、はー、おもしれー」
なっ!?ひどいぞ!?僕が頑張って頼んでるのに笑うなんてーーー!こいついいやつかと思ったら、あんがい意地悪なんだな。
「あー、わりぃ、俺の名前ね、名前は黒瀬 初春。よろしくな、笹原。」
これが僕と初春との出合いだった。
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