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もう本気にならないにしおりをはさみました!
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もう本気にならない
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僕は凄い速さで作業に取り掛かった。
数時間後、やっと終わり、初春に原稿を手渡す。
「ほいよ、できたぞ?今回は早かっただろ。」
僕はコートと財布を掴んで出かける支度をする。
「水月、出かけるのか?もう遅い時間なのに。」
「べつにいいだろ。原稿は仕上げたんだからさ。ほら、お前が家にいると鍵かけれないんだよ。早く出ろ。」
そう言い初春を急かす。
「ったく。」スッと立ち上がった初春は僕にデコピンをくらわすと、自身の荷物を持って玄関に向かう。
そのあとをついていき、初春が外にでたら僕も外にでて、鍵をかけた。
そして共にエレベーターに乗り、マンションを出ると初春にまたなと言って、初春とは反対方向に歩いた。
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