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もう本気にならないにしおりをはさみました!
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もう本気にならない
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蜜君か。かわいい子だな。僕は香にしか聞こえないように耳元で囁く。
「なんだよ香、蜜君つかまえちゃって。両思いなのか?(ニヤニヤ」
「なっ!?水月!///そ、それはまだだねど…でもこれから頑張るんだよ。」
普段はクールで少し子供っぽい香だったが、今は目に見えて同様している。面白い…
というかこれは僕の勘だったんだけど、合ってたんだ。香は蜜君が好きなんだなぁ。
「まぁ、また聞かせろよ」
「へいへい。分かった。ちなみに、水月はどうなの?」
「んぁ~、僕は今は間に合ってるか、そういうの良いや。」
ほんとは好きになった後に相手は自分のことを何とも思っていないと気づかされるのが嫌なだけ。
臆病なだけで、恋じたいは嫌いじゃないんだけどな。
「じゃ、またな。」
手をヒラヒラふって、香と別れた。
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