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やめてくれ
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side 初春
高校の時、初めて水月に会った。水月はいわゆる腐男子と言うやつらしく、男子同士の恋愛が好きらしかった。
俺は今までそんなやつに会ったことがなかったから新鮮だったし、嫌悪感はなかった。
これだけ人間がいればそんな奴ごまんといるだろ。
特に気にならなかった。俺と水月は段々と仲良くなった。
そして文化祭、俺は女子に告白されて付き合うことにした。
昔好きだった女子と付き合っていた事があった。そしてたまたま聞いてしまった。
「美紀ちゃんいいなぁー。初春君が恋人なんて。羨ましいな」
「そう?私べつに初春か好きなわけではないんだけどね。顔がかっこいいでしょ?ブランドみたいなものだよ」
「えーーー、うそでしょそんな理由なら私に譲ってよー」
ショックだった。そしてそこから恋というものが怖くなった。
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