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なにそれ可愛い(フジキヨ)にしおりをはさみました!
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なにそれ可愛い(フジキヨ)
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キ「フジ〜」
カタカタとキーボードの音と共にキヨの声が混じった。
フ「ん?どうしたの」
俺は作業を止めキヨの方を見て言った。
キ「この前撮った実況あっただろ?あれちょっともう一回確認したいんだけど。」
あーね、でもあれって俺が編集して確認もしてあるんだけどな、、
フ「いいけど、それ俺が確認したから別にいいと思うんだけどなあ」
何時ものキヨなら「あー編集面倒クセェー!フジ!俺寝るから後よろしく〜」とか言ってサボるのに
明日は槍が降るのかな?笑
キ「ちょっとカットしたい所があって、、、」
カットしたいところ?
フ「珍しいねキヨが自分から編集するなんて、明日は雪だべや」
少しおちょくりながら
俺は椅子から降りてキヨに譲る。
キ「うるせぇわ!てか北海道では雪降ってるわ!」
まぁ確かにww
フ「ww雪はいいとして、どこをカットするの?」
カタカタと作業を始めたキヨになんとなく聞いてみた。
キ「え、、えっと、、、」
カタカタという音が速くなった。
?
フ「ねぇ、キヨー聞いてる?」
少し心配になって後ろから顔を覗かせる。
フ「キーヨー?」
キ「!、ちょ、フジ、、」
無理矢理にパソコン画面を見ると俺が一発クリアしたステージのところだった。
フ「え、これカットするの?これ俺結構良く出来たと思うんだけどな、、、」
どうやらそこをカットする気らしい。
えー俺うまく出来たのにー
キ「、、、、」
キヨは下を向いて黙っていた。
フ「キ、キヨ?」
下を向いたままのキヨの肩に手を乗せた。
キ「、、、フ、フジの、、カッコいい所、、、みら、、れたくない」
ボソッと蚊の飛ぶように小さな声で言われたが確実に俺は聞こえた。
フ「え、」
え、、えちょ
キ「ただでさえ人気があるのに、、、これ以上人気になると遠くに行く気がして、、」
て事は、、
つまり、キヨは俺のカッコいいところを見られたくないからカットしてたって事?
フ「ちょっと、、可愛すぎるんだけど、、、、」
キヨの顔を覗くとリンゴのように真っ赤に頬を染めていた。
キ「あんま見んな!」
フ「ご、ごめんね。でもキヨが俺の事思ってくれてるのが嬉しくて、、」
俺もキヨの可愛いところ見られるのやだし!っと言うと一層頬を染めていた
俺はキヨを抱き寄せ、泣きそうになってぷるぷると震える唇のキスを落とした。
キ「フジ、、大好き」
満足そうにこっちを見て言った。
フ「俺もだよ。大好き。」
もう一度キスをした。
今度は深く、深く、二人の想いを絡ませながら長々とキスをした。
フ「今言うのもなんなんだけど、、、どうするの?カットする?」
ふと気になった。
キ「別に、カットしねーよ。だってこんな事するフジを見れるのは俺だけだしな。それで充分だよ」
口角をクスッと上げで微笑をするキヨ
それは確信犯の小悪魔の様だった。
キ「なぁ、フジ。今からとり直そうぜ?やっぱり俺見られるの嫌だ。」
前言撤回します。天使です、大天使です。
フ「うん、いいよ。」
次は触れるだけのキスだった。
それでお互いの気持ちが通じるのだ。
二人していつもの様にパソコンに向かって挨拶をした。
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