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#*05にしおりをはさみました!
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#*05
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〜琉side〜
その日は結局、赤津の実家に泊まることになった。
「あなたたち一緒の部屋でいいわよね?」
「ん?いいよ。」
「琉のベットに2人で寝られるかしら?」
眞弓が心配そうにそう言った。
「恋細いから大丈夫。」
「ダメなら琉が床で寝ればいいさ。」
隆文がケラケラと楽しそうに笑う。
「恋さん、狭いの嫌なら俺の部屋に来てもいいんですよ?」
「それはしない。」
恋が何かを言う前に赤津がきっぱりとそう言う。
「ほら、奏、あんた明日も学校行くんでしょ?寝なさいよ。」
「はぁい。恋さんおやすみー!」
奏はヒラヒラと恋に向かって手を振る。
琉は我が弟ながら腹の立つ男だと思った。
「琉たちも寝なさい。恋くんも疲れただろう。」
「いえ、大丈夫です。でもありがとうございます。」
「んじゃ、おやすみ。」
「おやすみ。」
「ゆっくり休んでね。」
琉は恋を連れて部屋に向かう。
琉の部屋のベットはセミダブルサイズで、恋の家にあるものよりは少し小さいものの、2人で寝るには十分だ。
「綺麗ですね……」
部屋は整っていて、掃除だけはしていたのだろうが、琉が家を出た時のままだった。
「まあなんもいじってねえし、物も少ないからなぁ。」
恋は興味深そうにキョロキョロと部屋を見回す。
先ほど風呂に入ったばかりの恋の髪はまだ少し濡れていて、体からは石鹸のいい香りがした。
「……ちょっと、赤津さん。何してるんですか。」
琉は恋の首筋に自分の顔を埋め、すぅっと息を吸い込む。
「ん?いい匂いだなぁって。」
「だからって、嗅がないでくださいっ……」
そう言いながら顔を真っ赤にする恋が、琉は愛しくてならなかった。
「恋、こっち向いて。」
琉がそう言えば、恋は真っ赤な顔をしたまま上目遣いで琉を見つめてきた。
「恋……」
琉はそんな恋の顎を捕まえて唇を重ねる。
啄むようなキスから、舌を入れ、恋の舌を掬い上げ、口内を犯すように絡めてやる。
「ふっ……ふぅっ、んっ……」
唇を離せば、透明な糸を引いた。
「えっろい顔……」
恋の目はトロンとしている。
キスのあとはいつもこうなるような気がした。
「……赤津さんが、キス、うまい、から……」
恥ずかしそうに俯きながらそう言う恋は、琉には誘っているようにしか見えなかった。
「あー、恋は本当俺を煽るのがうまいよね。」
琉はそう言って恋をベットに倒す。
「あ、ちょっと……ダメですって……」
首や耳を舐めると、恋はピクリと体を震わせる。
「あっ……だ、めっ……」
「なんで?」
「声、聞こえちゃいますよ……」
「我慢すればいいじゃん?」
琉はそう言いながら恋の胸の先端に指を這わせる。
少し擦ってやれば、そこはぷっくりと膨れ上がる。
「んっ……ん……」
恋は口元に手を当て、声を抑えようとしているらしい。
琉は構わず、恋の下半身にも手を伸ばす。
「ちゃんと勃ってるじゃん。」
「う、るさい、です……」
恋のモノはさほど大きくない。だからこそネコ俳優になったのだろうが。
「可愛いなぁ。」
恋に着せたのは自分の服で、少し袖や裾が余っているのがまた可愛い。
ウエストは緩く、下に引っ張ればすぐにズボンは脱げた。
「……っ赤津さん……」
下着にはシミを作っていて、恋は顔を真っ赤にして上の服を下に引っ張る。
「そんな……見ないで……」
「……やばい、まじ、痛い。」
琉は下半身を抑えてそう呟く。
「……ちょ、なんですかそれ……凶悪……」
恋はそう言いながらクスクス笑う。
琉のズボンは張り出していて、琉はもうなけなしの理性で耐えていた。
「恋、いい?シたい。」
「……ずるいです。そんな顔で言われたら、断れません……」
「恋可愛い。」
琉は恋にキスを落としながら恋のモノに指を這わせる。
「んっ……」
恋は口元に両手を当てる。
どうしても声を漏らしたくないらしい。
だが恋は敏感だ。
それに琉は、どこをどう弄れば、恋が声を上げるのか知っている。
琉は恋に意地悪をするように、わざと弱いところを責め立てた。
「んっ……んん……ぅ、んっ……」
必死に声を抑えているが、少しだけ漏れる声は、甘く高いものだった。
「やっ……赤津さん……っ……」
恋は目を潤ませて琉を見つめてくる。
あまりに煽情的なその瞳に、琉の理性は限界を迎えた。
「もう我慢できないわ。」
琉はそう言うと恋の後孔に唾液で濡らした指を入れ、躊躇うことなく前立腺を擦り上げる。
「ふぁ!」
恋は突然の刺激に声を上げるが、またすぐに声を漏らさぬようにグッと唇に力を込めた。
「恋、唇噛んじゃだめ。」
「やっ……だっ、て……声、もれちゃ、っあ……」
琉は恋の唇に舌を這わせながら後孔に入れる指の数を増やす。
そして舌で恋の唇を割り開き、深くキスをする。
「んんっ……んっ、ん!ん、ん!」
トントン、と前立腺を叩きながら内壁を擦ってやれば、恋はくぐもった甘い声を上げる。
「んん!ん、んっ、ん!」
ビクビクと体を震わせる恋。
琉は指を抜くとズボンと下着を脱ぎ、熱く硬くなったソレをあてがった。
そこにローションをたらせば、ひんやりとしていて心地よかった。
「っあ……ダメっ……」
恋はフルフルと首を振るが、それは逆に琉を煽るものでしかない。
グッと一気に押し込む。
「ーーーーーーっ!!」
恋は必死に声を抑える。
体はビクビクと震え、白濁が溢れた。
「トコロテン、ってやつ?」
「ふっ……ふぅ……はぁぅ、っ……」
「気持ちよかった?」
「っ……意地悪っ……」
「もっと気持ちよくしてやるから、踏ん張れよ。」
琉はそう言うと、まだ収縮している恋の中を穿つように、激しく腰を打ち付ける。
「ひっあ……!ああ、あ、あ!」
抑えながらも小さく喘いでしまう恋の声は、琉をさらに煽る。
「っあ、だ、め!あ、かつさんっ……イった、ばかり、だからっ……!」
必死に抵抗しようとする恋だが、琉は恋の腰を捕まえて良いところばかりを狙う。
「ひゃ、あ、ぅんっ……だ、めぇ……こ、え……がまん、できな、あっ……!」
「恋、可愛いよ……」
恋をぐるっと反転させ、バックの体勢で奥まで突き上げる。
「ん"っ、ん"ー!」
枕に顔を押し付けて、必死に声を抑える恋だが、中は琉をきゅうっと締め付けて離さない。
「恋っ……締めすぎっ……!」
「ん"、ん"ん"ー!」
恋の前立腺を突くと、きゅうううっと中を締め付けて、恋は空イキしたようだった。
「っく……出るっ……」
それに絞られるように、琉もまた達した。
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