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#夏祭りのその後【琉×恋編】にしおりをはさみました!
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#夏祭りのその後【琉×恋編】
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※長いです。
〜琉side〜
「シャワー…は朝でいいか。」
ポケーっとしている恋を見て、琉は1人呟いた。
意識ははっきりしているようだが、どうも危なっかしい。
「れーん。浴衣脱ぐぞー。」
「部屋行きましょ…」
話を聞いているのかいないのか、眠そうにしながら琉の浴衣の袖をくいっと引っ張る。
まあ着替えるのは部屋でもいいか、と思い、恋と一緒に寝室に向かう。
どことなくホワホワとした恋が立っている間に紘に教えてもらった通りに帯を解く。
すると何か気になったのか、恋が琉の腕を止めた。
「ん?どうした?」
「自分で脱げます…」
「ん、わかった。」
琉は自分の帯に手をかけるが、人のと自分のでは勝手が違うのか、なかなかうまくいかない。
「…やります。」
見かねた恋が慣れた手つきでスルスルと帯を解いていく。
これで目が覚めてきたのか、恋はだんだんとはっきりしてきた。
「…また浴衣ですね。」
「ん?」
「去年の花火の時も浴衣でした。」
昨年は旅館の浴衣だったが、確かに恋の言う通りだった。
思えば、初めて恋と体を重ねたのはその時だ。
今とはまるで違うとはいえ、その時の恋にも惹かれたのは事実。懐かしく思って、琉は目を細めた。
「?どうしたんですか?」
「ちょっと思い出してた。恋との初めてのエッチ。」
「そ、そんなもの忘れてください!!」
「忘れない。なんなら今から再現する?」
「え?!」
確かあの時は、恋と目が合って、キスをした。
「ん…っ…ぅ…」
それから、恋を押し倒し恋の首筋にキスを落とす。
「ぁ…ん…」
そして浴衣の合わせ目から手を入れ、恋の胸を触った。
確か、俺は男なのに…みたいな話をした。
「んっ…ふ…ぅ…」
先端を指で優しく撫でるように触ると恋が甘い声を上げた。昨年は、少し意地悪を言った気がする。
確か…
「へー…感じるんだ、ココ。」
だったか。
「ほ、んとに…再現…」
恋はクスクスと笑う。
「まだ余裕だなぁ?」
「んぁっ!」
胸の先端をきゅっと摘むと恋がまた声を上げる。
「可愛い…恋の声…」
琉は耳元でそう囁くとそのまま耳を舐める。
昨年と全く同じだ。我ながらよく覚えている、と琉は思った。
「りゅ…さん…」
昨年と異なるのは、この名前の呼ばれ方だろう。
ふと、恋が体を起こした。
「恋?どうした?」
「…再現…するんですよね?」
恋はそういうと琉の、硬くなったモノに浴衣の上から手を当てる。
「してくれんの?」
「気持ち良くなかったら…ごめんなさい…」
確か昨年もそんなことを言っていたな、と琉は思い、足元にいる恋の頭を撫でる。
恋は浴衣の裾を少し開き、琉の下着を下ろす。そして口の中に琉のモノを含んだ。
「ん…む…ぅん…」
チュプ、チュパと音がなり、琉の口からは吐息が漏れる。
「っはぁ…恋…」
「きもひい…?」
「っ…またそこで喋る。」
琉はクスリと笑った。
昨年と同じことをしているのに、こんなにも心が温かいのは、2人の関係性がいい方向で変わったことを物語っているのだろう。
しばらく口淫され、再び恋を組み敷く。
その時に恋の浴衣がはだける。
「ふっ…エロっ…」
「んん…ふ…っ…んっ…」
恋にキスを落とし、再び胸に手を這わせる。
恋がピク、ピクッと震える。
「次は俺がフェラする番?」
唇を離した琉はそう言って、恋の浴衣の紐を解き、足をガバッと持ち上げる。そしてニヤッと笑った。
「あ、やっ…りゅ…さぁ…んっ…」
口に含むと恋が甘い声を上げる。
恋のモノを舌でしばらく弄んだあと、一度恋から離れてローションを手に取る。
そして自分の指を濡らすとゆっくり孔に入れる。
「痛くない?」
「だい…じょぶ…」
琉は指を動かし、少しずつほぐしていく。
もう恋のいいところはわかる。そこに当たるように指をくい、くいっと動かすと、恋がその刺激を受けて震える。
「ふぁ…あっ…ん…」
恋の足はガクガクと震え、目は潤み、口は少し開いている。
「そ、こ…やっ…りゅうさんっ…」
「気持ちいい?」
「ん…きもちい…」
トロンとして、頬が紅潮した恋の顔に、琉はさらに欲情する。
「んあ…は…っ…ん…あ…りゅう…さ…」
恋の首筋にキスを落とし、指を中でバラバラに動かす。
恋の中がキュンッと締まって、先走りがお腹に垂れる。
「もう痛くない?」
「はい…」
「挿れるよ…」
ゴムをつけた自分のモノをあてがう。
「っあ…まって…ゆかた…よごれ…ちゃぁっ!!」
恋の制止を無視して後孔に自分のモノを挿れる。
「っは…あ…りゅう…さんっ…ゆかたっ…汚れるっ…」
はだけているだけで、完全に脱げてはいない浴衣は、挿入したときに、バックの体勢になったために、恋のモノの前でハラハラと揺れている。
「んー?」
「ひ、あっ、あぁっ!あ!」
恋の言葉が聞こえないフリをして律動を始める。
「っあ、まっ、て!りゅ、さん、おねがいっ…!」
「浴衣、洗えるだろ?こっち集中…して!」
「んあぁぁぁっ!」
恋の腕を後ろから引き、奥まで挿入すると、恋がビクビクと震えた。
「はっ…あ…あ…りゅ…さん…これ…やだっ…」
ゆっくりとした律動で、的確に恋の良いところを狙って突き上げる。
ん、あ、と小さく喘ぎながら、恋が抗議を口にする。
「なんでやなの?気持ちいでしょ?」
「っ…ん…りゅうさんのっ…顔…っ…みえな…っから…」
(…可愛すぎか…)
「もう…可愛すぎ。こっち向いて。」
恋が首だけひねって琉を見る。
その目は潤んでいて、汗で前髪が額にひっついていた。
「ん…ふ…あ…ぁ…」
いれたまま、恋の後頭部を手で掴まえ、貪るようにキスをする。
舌を絡めると、恋の孔がきゅ、きゅ、と締まって、琉も快感に悶える。
「は…あ…りゅうさん…ぎゅってしたい…」
唇を離すと透明な糸が2人の間を紡ぎ、濡れた恋の唇が煽情的に、光を受けてテラテラと輝く。
「よっこら…せっ!」
「ーーーーーっ!!」
恋の要望を受けて、体の向きを反転させ、自分の上に座らせる。
恋はぎゅううっと琉にしがみついて、快感に震える。
良いところを擦ってしまったらしい。
「……………る…」
耳元で、恋の震える声が聞こえて、ブワァァッと気持ちが高ぶるのがわかった。
「恋、本当反則。」
「ふぇ…?」
「煽ったの、お前だからな。」
琉はそう言うと恋の良いところを狙って突きながら、後頭部を抑え、深くキスをする。
「んんっ!んっ、んんっ!あぁぁっ!」
琉に必死に掴まって、快感に悶える恋を、容赦なく揺さぶる。
「恋…可愛い…可愛いよ…」
首筋に吸い付き、赤い痕を残す。
そしてそのまま押し倒し、鎖骨、胸にも赤い痕をつける。
「あ、や、はげしっ…りゅうさんっ…」
浴衣はすでに汗や体液でぐちゃぐちゃで、着ている意味などもうないのだが、はだけた浴衣は、恋の色気を増し、琉をさらなる興奮へと誘う。
「っあ、あ!も、だめっ…りゅ、さんっ…も…むり…」
恋の腰はガクガクと震え、中が、キュッキュッと締まる。
「っく…は…俺も…イくっ…」
律動は激しくなり、恋から上がる声も甘く高くなる。
「あ、も…だめ!イっちゃ…う…っ…や、あ、あ…イっ…あぁぁぁぁっ!!」
琉にぎゅううっとしがみついて、琉のモノを締め付けながら、恋は盛大に達した。
「っく…出るっ…」
それに搾り取られるように、少し遅れて琉も達する。
「は…ぁ…は…は…」
肩を上下させ、荒い呼吸をする恋の頭をそっと撫で、恋の中から自分のモノを抜き取る。
後処理をするためか、恋がフラフラと立ち上がるが、まだイったばかりで、足も腰も立っていない。
「こらこら、まだ寝てなさい。」
AV男優だったせいか、恋は眠りにでもつかなければ、終わるとすぐ、こうして立とうとする。
「ん…でも…体拭かないと…」
「俺がしてやるから。寝てろ。」
恋をベットに寝かせ、タオルをとると一度下に降りて洗面所に向かう。
タオルを濡らし、1つは自分を拭き、もう1つは持って上に上がる。
浴衣を脱がせ、恋の体を拭いてやり、新しい服を着せる。
適当に取ったのは自分のTシャツだったようで、恋には少し大きかった。
「…彼シャツ。」
「…へ?」
「いや、なんでもない。寝ようか。」
「はい。」
恋の体力も限界だったようで、ベットに潜り込み、そっと抱きしめれば、ウトウトと微睡み始めた。
「…おやすみ、恋。」
もうほぼ意識もないだろう恋にむかってそっと呟き、琉は恋の額にキスをした。
そして、先ほど言われたことを思い出し、フッと微笑む。
"琉さん、愛してる"
耳元でそんな風に言うのは、やはり反則だろう。
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