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18歳以上ですか?
本当のことにしおりをはさみました!
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本当のこと
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ガチャッ
「ただいまー…」
…
やっぱ誰もいないよね
わかってた事だけど
俺は制服を吊って飲み物を持って部屋に入った
「今日なんかあったかな」
俺はリモコンを手にとりテレビをつけた
『〜〜〜島田優心さんの人気が急上昇ですよね』
『はい。あの若手俳優には希望がもてますね』
「…誰だろ」
最近俺のクラスの女子もその島田優心?って
人の話題をだしていた
そんなに人気なのかな?
『今日は呼んでいます!はいってきてください』
『はい!』
「!……似てる」
島崎さんにすごくにてる
兄弟か?ってぐらい似てるけど…
「さすがにそれはないよね」
俺は持ってきた飲み物をあけて飲んだ
炭酸がはいっていて喉が少し痛い
『急なんですが島田さんはどんな恋愛がしたいですか?』
『そうですね…危ない恋とかですか?』
『危ない恋ですか?』
『はい。好きになったらいけない人を好きになって
しまうとかですかね』
…やっぱり男同志でもそうだよね
好きになったら世間の目が痛いし…
島崎さんだって変な目で見られるの嫌だろうし
『やっぱり諦めますか?』
『いいえ。諦めたり自分の想いに否定したく
ないんです』
『おお!すごいですね』
『そうですか?俺が思うのは、そんな諦めたり否定する人って人間としてダメ人間だと思うんです』
…ダメ人間……
『しょせんそんな人は自分の想いしか優先してなくて
相手の気持ちとか絶対にわかんないんでしょうね』
『ズバッといいますね』
『はい!好きなら最後まで好きでいるのが普通ですし』
…な、なんなんだよ!この人!!!
ダメ人間?自分の想いしか優先しない??
「そんなわけないじゃん!」
俺はベッドの上にあるクッションを
放り投げた
…って何に怒ってんだ俺
この人は間違ったこと言ってないのに
勝手に凹むとか…
「はぁ…なんかもう俺島崎さんのこと好きみたいじゃん」
…やっぱり怖いな
先生は別に大丈夫とかいってたけど
そんな簡単にすませる話じゃないと思うし
「…でも島崎さんが他の人といたら…なんかヤダ」
…
「あー!もうわからん!!買い物行ってこよ」
どうせ今日も誰も帰ってこないし
自分の好きな食べ物つくろー
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