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episode.02-5
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訓練は昼休憩を挟み、5時間行われた。
そして18時に特別訓練場にジュエライドが勢ぞろいした。
ジル「突然集めてすまなかった」
クレア「ジル様からお声がかかるなんて、何か緊急事態ですか?」
ジル「いや、新しいマスクフォンが届いた」
マスクフォン。
ジュエライドにのみ与えられる、目にかけるタイプの道具。
携帯で行うような連絡や、GPSなどを使った位置情報の取得、情報の受信送信に至るまで、様々なことがこの端末一つでできる。
一見透明な一枚のプラスチックだが、耳にかけるフレーム部分についたボタンの操作を行うことで先に述べたようなことができる。
ローデンスの最先端技術が集約されたものである。
レイ「新しいものですか」
ジル「そうだ。前にはなかった機能が追加された」
そう、今回そのマスクフォンに新しい機能がついた。
人を認識させると、データベースに登録されている人間ならば情報を映し出す。
データベースに登録されていない人間ならばそれなりに注意が必要ということでもある。
ハンス「なるほど…特殊班としてはありがたい機能です」
ロン「他の班としても使い道がありそうです」
トム「データベースに登録するのは誰がやるのですか?」
ジル「各自情報を追加できるようにしてある。城のマスクフォン管理用のパソコンから入力してくれ」
9人「はっ!」
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