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トラウマ 廉語りにしおりをはさみました!
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トラウマ 廉語り
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「キモいんだよ お前なんかに友達を作る資格なんてねぇよ。
汚れてる。そんな顔して男誘ってんじゃねえよ
汚ねえ汚ねえ。」
ショックだった。
信じてたから翔のこと
何日かは頑張って学校に行ってた
でもいつの間にか俺の噂は学年中に知れ渡ってて
俺の居場所はなくなった
それから俺は学校に行かなくなって誰も信じなくなった
この顔も気に入らなくて髪伸ばしてメガネかけて
地元から離れた高校に行ったんだ
ここなら俺のこと知ってるやつはいないと思って
それからずっと一人だった
そんな時敦。お前が話しかけてきたんだ
びっくりした。学校中で有名なやつが俺なんかに声かけるんだって
あのことがトラウマで誰かに触れられることも信じることも
できなくなった。俺には友達を作る資格はないって
だから敦からも離れようとした。
でもいつも捕まえてくれた。
図書室で抱きしめられたとき嬉しかったけど後悔した
俺に触って敦が汚れたらどうしようって
でも敦は俺に向き合ってくれた
2度目に抱きしめられたとき人の温もりってこんなに温かいんだっておもった
もっとだきしめてほしい。そばにいてほしいって思った
この温もりに甘えたいっておもった
敦なら敦だったら信じられるかもって」
気づけば俺の目から涙が出てた
「ごめんな。こんな暗い話聞かせて
もしかしたら拒絶されるかもって思った。
拒絶するのは当然だよな
気持ち悪いよな。ほんと俺は汚れてる・・・・
一生のお願いだ。このことみんなに言わないでくれ。
今度みんなにばらされたりでもしたら・・・・
俺はもう・・・・・・
「ごめん・・・・・・」
「えっ?」
やっぱり嫌われた・・・・
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