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掴めない人にしおりをはさみました!
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掴めない人
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陽『逆にお前も真澄と知り合いだったんだな、驚いた。人に触られることも嫌がんのに、こいつは平気なのな笑』
莉音『うるさいでーす…』
この人、掴めないんだよなぁ…
僕らが話していると笹が暴れ出す。
真澄『離せって言ってんだろ?!クソ兄貴!!
莉音と話すな!』
陽『話すなって?…ふーん笑』
莉音『え?!兄弟…』
確かに雰囲気も掴めないところも色々似てるかも。
陽『飲みに来て潰れるのはコイツの勝手だけど、めっちゃ面倒…置いていっていい?』
莉音『うぇ?!!ちょ、え?! 』
慌てふためく僕に任せるため捨ててこうとする陽ちゃん。
莉音『僕じゃ運べないよ?!せめて中まで…』
陽『そういえばそうだな、入るぞ』
莉音『うん、あそこのベッドに寝かせてあげて?』
陽『…お前、生活してんの?』
莉音『してるから住んでるんでしょー?お店空なら早く帰りなさーい。』
陽『あぁ、悪いな…任せた。今度ゆっくり飲みに来いよ?一人は危ねぇから真澄とでも。』
莉音『うん!ありがとー、気をつけてね。』
頭をわしゃわしゃして出ていった。
あの人、面倒見いいんだよなぁ。
さて、どうしよう?
まぁ、どうもすることないから寝ようかな…
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