アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
放心状態にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
放心状態
-
僕はあれからキスされたことにより、
口を抑えたままフリーズしていた。
そんな僕の前にしゃがむ笹。
真澄『お前どれだけ遅刻する気だよ、早く準備しろ。』
本当だ、準備しなきゃ…
だめだ、まともに顔見れない。
莉音『ぁ、はい/////』
大人しくフラフラと登校準備を始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ボーッと歩いていると、
危ねぇっ!!!という焦った声が聞こえた。
それと同時にぐいっと腕を引かれて笹の胸の中に収まる。
莉音『ぁれ…』
真澄『危ねぇだろ?!!!前見てあるけ!!!!』
ものすごい怒鳴られる。
どうやら車に轢かれそうになったらしい。
ズキン…
莉音『ごめ…なさい。』
自分が悪いとわかっているけど、
キスされたのを完璧に忘れるくらいに胸が傷んだ。
そんなシュンとした莉音を見て、怒る気力を一気に無くした笹。
真澄『…行くぞ、気をつけれよ。』
莉音の頭をワシャワシャ撫でるとフワッと笑った。
莉音『うん、ありがとー』
学校に着き次第、
授業免除を使って風紀室にこもった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
38 / 274