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18歳以上ですか?
驚きにしおりをはさみました!
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驚き
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僕は先程のキスと怒られたことによる嬉しさと悲しさを誤魔化すようにひたすら書類整理に打ち込んだ。
たぶん、笹も同じだろう。
暫くして放課後になってから衣玖がやってくる。
衣玖『おはようござ…ぇ?』
衣玖が驚いた理由は、二人のデスクや周りの床には書類の山が出来ていたからだ。
期限が今日だけのでなく、1週間先までも大体は片付けてあったのだ。
莉音『いっくんおはようー』
真澄『はよ。』
衣玖『2人とも、どうやって…』
真澄『なんとなく。』
莉音『えへへ…僕達今日遅刻したから教室行かないでずっと此処でお仕事してたんだぁー。』
衣玖『それにしてもですよ…』
真澄『ということで、
緊急がない限りは衣玖には長期休暇だな。
週に何回か、莉音は俺と見回り。』
莉音『おぉー…?いっくん良かったね!!』
衣玖『ありがとう…ございます?』
まだ驚いているようだ。
衣玖はこの出来事により、笹と莉音の頭と効率の良さを思い知らされた上に心の中で尊敬するようになった。
それにしてもなんで僕は笹と見回りなんだろ…。
いてもする仕事がないので衣玖は来たばかりなのに帰ることしか出来なかった。
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