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君も私も、同じ性格。【第1話・フジ視点】にしおりをはさみました!
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君も私も、同じ性格。【第1話・フジ視点】
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コツ コツ コツ
俺の足音が広い廊下に響き渡る。
廊下の隅には他の執事達が並んでいる。
モ「フジさん、今日もお疲れ様です」
俺の名前はフジ。ヒジキ王国の執事として働いている。
俺の他にも大臣のキヨと国王のヒラがいる。
他の執事は俺達に従う立場。
だから殺しも執事に任せている。
フ「いえ、貴方達の方が疲れてるでしょう?
少し休んだらどうですか?」
モ「いいえ、休むわけには行きませんよ。
私たちは国王様達を守るために働いているのですから」
フ「ふふ、有難うございます。」
モ「国王様の所に行くのでしょう?」
フ「どうやらわかっていたみたいですね。」
俺は今からヒラの部屋に行こうとしていた。
まぁ俺は元から考えていることが、
分かりやすかったから、まぁしょうがないか。
コツ コツ コツ コツ コツ
コンコン
フ「私です、フジです」
ヒ「フジ?いいよ、入って」
ガチャ
フ「ふぅ。疲れた~」
ヒ「ん?紅茶入れようか?」
フ「ん~。ありがとう」
カチャ
カチャ
ヒ「それにしてもフジ、人がいない時にはすごい態度悪くなるねw」
俺はヒラ達と幼い頃から仲が良い。
キヨは昼間は居なくなる。
けど、今日は遅くなっていた。
コトン
フ「それよりヒラ、キヨは?」
話ながら、俺は紅茶を飲む。
ヒラの紅茶はあまりにも美味しいもので
そしてヒラは口を開く。
ヒ「たぶんまた、あそこにいると思う…」
フ「そう、じゃあちょっと行ってくるね。」
シュン!
俺達は普通の人間とは違い、瞬間移動できるのだ。
この力は普通に便利だと思う。
自分がいきたい場所にすぐ行けるし、
急いでいる時直ぐに行けるしで。
フ「ふぅ。キヨは何処にいるかな」
メェー!
羊の断末魔が聞こえる。またあいつ
羊狩りのキヨっていわれるぞ。
フ「キヨ~!」
キ「ん?なんだ、フジかよ」
フ「なんだその残念そうな言葉は」
キ「だってフジだったんだもん」
フ「てかこんな遅くになにやってたんだよ?」
キ「…い、いや、なんもないよ」
フ「いや、嘘だろ。てか、お前、なんか生臭い臭いするし。」
キ「いや、だから!なにもやってないってば!」
フ「なんか怪しいけど…まぁ、いいや。
キヨ、かえんぞ。」
キ「う、うん」
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