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18歳以上ですか?
02にしおりをはさみました!
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02
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ガラッ
カーテンが開いて、
思わず寝た振りをしてしまった。
「ふーん。
狸寝入りが上手なんだね。」
「え!?」
目を開けると、学年で人気の
吉野椿って人がいた。
「どうして、ここに…
あれ、おれも何で…」
「西岡汐那くんだっけ?
僕が校舎裏行った時に倒れてたから、
運んできたんだよ」
「そ、うだったの、か…
ありがとう…。」
「全然大丈夫だよ。
西岡くん軽かったし。」
「いや、それは嘘だろ!
俺の方が吉野よりも背高いし…」
背のことを言うと、
吉野は少しふくれっ面で横を見た。
「背のことは言っちゃダメでしょ。
気にしてるんだよ…。」
「ご、ごめん」
「なーんてねっ
大丈夫。さ、帰ろう!」
「お、おう?」
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