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知っておくことにしおりをはさみました!
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知っておくこと
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寮から出て敷地内に入ると周りの人がざわついた。
どうしたんだろう?
左側に集まって話しているのはカワイイ系の子達。
『ぁあ、成弥君と永遠君今日もカッコ良い!!』
『え、ねぇあの真ん中の子って…噂の?』
え、噂?
『そうじゃない?てかさ、僕達の2人なのに急に来て少し可愛いからって一緒にいてもらって…。
調子乗ってんじゃない?』
僕のどこが可愛いのか…おかしい。
『ほんとそれ!消えればいいのに…。』
そこまで言う?!
また反対側の大柄の人たちからも恐ろしい言葉が。
『おい、成弥ってやつも可愛い顔してるけど真ん中の新入りやばくね?』
『めっちゃ可愛いよな!早く組み敷きてぇ…。』
『鈍そうだし、スキンシップとかいけんじゃね?』
『ちょお前やってみろよ!』
『あー、あの子が1人の時な。』
ゾッ…
成弥『チッ…。』
成弥が舌打ち?!…新しい一面。と、今度は反対を見るとさらに怖い顔をした藍原くん。
永遠『お前一人になるなよ。』
とても低い声のトーンであの噂してる人たちより、両サイドがとても怖いと知った。
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