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白い虎毛にしおりをはさみました!
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白い虎毛
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(白い虎毛 ナビ△微回想2日目から3日目)(語り手は、ナビゲーター)
(場所は、柳瀬が、少年狩りしていた、サファリパークの中)
少年は、赤目虎に、言われて、顔が、真っ赤に、なったと、同時に、右
手で、大事な所を、慌てて、隠しながら、赤目虎に、言った。
「レッドさん、僕の勃起は、朝になったら、多分、見られるよ」
「今日は、疲れたから、寝ようよ・・・」
少年が、何とか、話題を、変えようと、考えた時だった。
「レッドさん、ほら、赤青い、流れ星だよ、あれに、願い事をすると、
叶うらしいよ。」
「坊や、嘘、言うな、俺は、毎日、流れ星など、見ているぞ」
「坊やの、言う事が、本当なら、今日から、毎日、流れ星を、見るたび
に、願い事を、一つずつ、言い続けて、みるけれど、叶わなかったら、
どうしてくれるのだ?」
「レッドさん、願い事は、沢山では、駄目で、1つだけを、それが、叶
うまで、流れ星が、流れるたびに、毎日でも、願い続けなくては、駄目
だよ、潜在意識を、顕在化させる事で、願いが、叶う確率が、上がるよ」
「坊や、難しい事、言うなぁ?」
「潜在意識の、顕在化?」
「それじゃ、坊やの、お願いを、次に、流れた星に、言って見ろ」
赤目虎が、少年に、そう言った時に、次の、赤い流れ星が、流れたので、
少年が、声に出して言った。
「明日は、毛布代が、払える位、お魚が、沢山取れますように!」
「次は、レッドさんの、番だよ」
赤目虎が、何を、願ったかは、少年には、判らず、しばらくしてから、
赤目虎が、寝たので、少年も、しばらく、寝た後、月明かりで、大事な所
を、隠す、応急的な、物を、作って、腰に、巻いてから、今日は、魚が、
どうして、取れなかったのだろうと、反省しながら、考えていた。
少年が、魚を取るために、昨夜、作った、籠網は、川の水に、流されない様
に、箱型の籠網の、下に、大きめの、石を、いくつか入れて、長方形型の、
一辺が、魚が、入り込んだ時に、それを、支えている、川の、地中に、石で、
叩いて、打ちこんだ、4本の、細い木の棒に、結び付けた、紐4本を、魚が、
籠網に、入った後で、水中で、少年が、まとめて、同時に、手で、引っ張る
事で、棒が倒れて、箱の一辺の、面に、紐で、結び付けた、細長い、石5つ
の重さの、重力で、自然に、箱の、一辺の蓋が閉まる、仕掛けだったが、川
の、水流が、読めず、失敗したようだ。
少年は、紐さえあれば、効率的に、火も起こせる、知識を、本で読んでいて、
マサイ族が、たった、2分で、木の皮と、棒状の先の、尖った木を、手で回
して、擦り合わせる事で、木の皮の下に、空気が、入りやすいように、おい
てある、繊維に、発火させる、技術より、優れた方法を、紐を使う事で、出
来る、知識も、知っていた。
紐さえ、あれば、人間は、生き延びられるわけだ。
少年の目に、赤目虎の、お腹の、ファファした、細い、毛が、目に入って、
それを、手で、触りながら、独りごとを、呟いた。
「明日は、これ、レッドさんから、貰って、火を起こそう!!」
「でも、くれるかなぁ?」
火を、起こす時に、空気を、沢山含む、繊維が、必要だったが、赤目虎の、
お腹の、細い毛が、その、材料になりそうだと、少年は、思った。
この日の、夜は、少年が、用を足しても、赤目虎は、爆睡状態だった。
「レッドさん、お腹いっぱい、食べられて、良かったね」
そう、少年が、呟いてから、寝たが、朝、赤目象に、鼻で、顔を、触られて、
少年が、目覚めた時、赤目虎は、まだ、寝ていた。
「おはよう、坊や、何、前に、着けて隠して、いるのだ?」
「リリーさん、おはようございます」
「こ、これは、み・・身だしなみです」
少年は、少し、顔を、赤く染めていた。
「・・・・」
「赤目虎は、俺が、来ても、気がつかないとは、どうしようもない、用心棒
だなぁ。」
「何か、坊やに、昨夜は、悪さを、しなかったか?」
「言え、別に・・・、ちゃんと、僕を、温めてくれました。」
少年は、特に、両太ももの間を、摩擦熱で、温められたのを、思いださない
ように、するのに、必死だった。
赤目象が、まだ、寝ている、赤目虎を見て、少年に、話した。
「こんな、怠け者、今日は、リンゴは、3つだけにしてやる」
「リリーさん、僕の、毛布代は、毎日、リンゴ25個でないの?」
「レッドが、言ったのか?」
「うん」
「・・・あとで、お仕置きしてやる、毛布にでも、してやろうか?」
「坊や、ホープが、朝早くから、魚を取ると言って、川に、入り込んで居たぞ」
「どうも、あの子の、考えている事は、判らない事が多いが、頭の良い子だし、
泳ぎも、虎より、数倍、上手く、川岸まで、平気で、泳いだ事もあるから、期待
出来るかも、知れないぞ」
赤目象に、そう言われて、少年は、寝ている赤目虎を、そのまま置いて、赤目
象と、共に、急いで、川に、向かった。
あとがき
静岡県にある富士サファリパークで、水中を、嬉しそうに、泳ぐ象が、みられ
ます。
海も、平気で、長距離泳ぐそうです。子象は、水が、大好きらしいです。
マサイ族が、2分で、火を発火させる所、動画でみました。
紐があれば、効率的に、火が、起こせる動画も、みました。
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