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紺野sideにしおりをはさみました!
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紺野side
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「カレーくっそ不味かった吐くかと思った」
「まぁどの班も美味くいかなかったらしーし?食えるだけ俺達のはよかったんじゃない?」
「具材がわりぃのか、もっといいルー買えよ」
卯月達と別れた瞬間悪態をつき始めるきよ
ほとんどきよと卯月がカレー作ってたんだから不味かったのはきよのせいでもあるんじゃないって思ったけど怒られそうだから言うのをやめた
「で、バスの時から言ってるけど、今は聞く気は?」
不機嫌丸出しのきよ
「だから、バスは寝たかったの、ごめんって聞くから」
「ま、いいけど」
昔から思うけど、きよは結構めんどくさい
「バス遅れたの、アオのこと振ったからなんだよ」
「・・・え?」
「林間学校、自分のコテージに来いって言いやがったから別れた」
またなんとも可哀相な理由だ
アオちゃんも、他の女子もよくこんなのが好きだなってつくづく思う
「でも、いいの?告白ラッシュ起きるんだろ」
「あーそれね、まいったまいった」
全然まいってるようには見えない
「アイツ泣き出して、散々泣いて、何が悪かったのが聞いてきたから、気になるヤツが出来たって言った」
「気になるヤツ?」
「はる♪」
「いや、それはキモい」
どうせ口からのデマカセだろうが、俺を関わらせるのはやめてほしい
「気になるヤツ誰にしよっかなぁー」
「誰でも選び放題じゃん」
面倒くさくなくて、周りからもお似合いと言われるようなヤツじゃなきゃきよは付き合わない
アオちゃんは長くもったほうだな
「つか、はる彼女は?作れよ」
「無理」
「どーせゲーム時間がなくなんのが嫌なんだろ」
「俺がゲームしてても文句言わない子がいるならいいけど」
「ビンタで終わるな」
「知ってる」
別に欲しいわけでもない
誰でもいいわけでもないし
今は当分いらないな、と思いながらコテージについた
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