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視線⑥にしおりをはさみました!
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視線⑥
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「挿れるよ」
彼の身体の重みと同時に、熱くて固い肉棒がゆっくりと入ってくる。
一突きされれば、じわりと快感が広がっていく。恥ずかしいほどに嬌声が止まらない。
「はぁっ……あぁっ……!うっ、ん」
「宵、本当に女の子みたい……スカートもリボンも身に着けたまんまで…可愛い…」
「うぅっ、女みたいって言うなぁっ」
ボロボロ涙を流して喘ぐと優しく頬にキスをされ、更に深くまで性器が肉壁を押し上げてきた。思わずキュウキュウと彼のを締め付けてしまう。
「宵ってエッチする時毎回泣くよね、そこも可愛いんだけど」
「泣いてなっ…い……!んっ、あっ」
「泣くほど気持ち良い?」
言葉も出ずに必死で頷いたのを見て、嬉しそうに目を細めた後、さらに速さを増して腰を打ち付けてくる。
そして、呼吸すらまともに出来ないまま熱い舌で口内を弄ばれる。
激しい揺さぶりのせいで、口を開いて舌を出すしか彼に応えることが出来なかった。
「あっ、んんっ……はぁ、」
「もっと乱れていいよ」
そう言って繋がったまま再び俺を抱えて、今度は彼が机の上に座りその上に跨るような体勢になった。
重力で必然と最奥まで彼の性器でみっちり埋め尽くされ、瞬間的に意識が遠のくような快感と共に、2回目となる射精を彼の腹にぶちまけた。
「いやっ、ああっ!んんっ……!」
「またイっちゃったね」
射精の余韻に身体をビクつかせ震えていると、俺の腰を掴んで引き上げてから、グリグリと押し付けるようにナカを性器で掻き乱された。
「ひっ……いやぁっ!あ、あっ……」
脳がショートしそうな程の刺激だった。
顔も汗やら涙やらでぐちゃぐちゃに乱れているのに、彼はそれを愛おしそうに眺めては「綺麗だね」などと囁く。
「も、苦しっ……」
「うん、俺も……」
最早、上半身に力が入らず彼に身を委ねている状態だった。
汗ばんで上気した肌が、吸い付くように重なって離れない。
突き上げる動きは激しさを増す一方で、気持ち良すぎてどうにかなりそうであった。
「んん、はぁっ!うっ……んっ」
「イくよ…宵っ」
眉を寄せて息を漏らす表情を見て、彼は達する瞬間まで美しいのだと実感する。
後孔の中が大きく膨らんだと思ったら、数回強く脈打ち、溢れんばかりの彼の精でいっぱいになった。
「あぁ……はぁ……んっ、」
「はぁ……」
果てた後も暫く、息を整えていた。
だらりと脱力した俺の前髪をかき分けて、ふっと微笑む。
「今日はやばかった……」
「ん…」
「スカート効果、本当にすげえ……コスプレセックス初めてやったけど燃えるね」
「またやろう」と意気込む彼を小突き、二度とやるもんかと意思を固く持った。
何故なら、いつもと違う制服、それにスカートということを加えられた為に彼の熱量も半端なものではなく、俺が本当に死ぬ間際であったからだ。
「ぜってー嫌だ……」
「いつも可愛いけど、今日の宵は倍可愛かったから抑えられなかったかも……」
「はぁ……」
「短いスカートから宵のツルツルして真っ直ぐで綺麗な脚が見えて、それだけでもやばいのに胸元開けてリボンと来たから……視覚的にもう限界だった…………」
「……」
変態めいている事をさらりと言いのける彼に、半ば呆れに近い感情を覚える。が、
熱っぽい息を吐いてからはっと我に返り、じりじりと近づいてくる彼に嫌な予感を感じた。
「え、何……」
「今の姿もめっちゃそそる……」
「へ、え?何?!」
めくれたスカートを直して後ずさりをする。
今の俺はまるで肉食動物に追い込まれたウサギのようであった。
「だから、逃げたら余計追いかけたくなるんだってば。逆効果だよ。」
慌てて立ち上がると、内腿に彼の精がドロドロと伝って流れ落ちていった。
不快感と羞恥で、耳が赤く染まっていく。
「……煽ってんの?」
「ばっ、これはミヤ先生がさっき出したやつだろ!!
……ちょ、やめろ!これ以上ヤったら本当に死ぬ!!」
「死にそうなくらいトんじゃう宵、見たいな」
その後はというと……ご想像にお任せする。
正直、記憶が飛んでいて、何も覚えていない……
いや…思い出したくない、のかもしれない。
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