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過去 ~DEVILISH PAST~にしおりをはさみました!
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過去 ~DEVILISH PAST~
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side 希望
まず笑顔が消えた。
年相応の顔ができなくなった。
両親とは口を利かなくなった。
夢と希望も捨てた。
時間の無駄だ。
人は自分がかわいいということ学んだ。
両親は僕との接し方が分からないと
放置されることが多くなった。
当時小3の僕。
食事はコンビニのおにぎりが置かれている。
僕が好きだといった紅鮭とオムライスおにぎりだ。
今かんがえれば、話しかけても答えない・わらわない、こんな愛想のない子供
わが子でも愛想が尽きると思う。
ある日、出かけようといわれ3人で久しぶりに出かけることになった。
僕は少し期待した。
水族館・遊園地・公園いき先を楽しみにしていた。
しかし、そのどこでもなかった。
着いたのは ルミナス児童施設だった。
両親にとって僕は邪魔だったんだ。
いらなくなったから捨てるのだ。
この日から。人に期待せず、すべてのことに期待しなくなった。
最後の両親の一言は
「ほら、探してた星と同じ名前だろ。よかったな。」
僕はこの日完全に
夢と希望を失った。
これが僕の過去。
忘れられない過去。
トラウマと言える。
悪夢のように取りついた過去。
§END§
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