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信頼する人 ~A TRUSTEE~にしおりをはさみました!
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信頼する人 ~A TRUSTEE~
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side 希望
そして俺は今20を迎えようとしている。
作り笑いという手を使って、
里親になってくれた、銀さんのおかげもあって
中高卒業し今は銀さんのシェアハウスの管理人をしている。
入居者いないけど。
「あの、もう講義終わりましたよ。帰らないのですか?」
あ、忘れてた。
公民館に講義聞きに来ていたのだった。
「すみません。すぐ帰ります。」
僕は帰路についた。
ここで帰る時間を使って外見の紹介をしようか。
髪 黒っぽい紫 光に当たるとすごくきれい
目 紫で二重。 伊達メガネをかけている
服 モノクロ。 きゃらTシャツ部屋着。
こんな感じだ。
「銀さん。ただいま」
「お帰り、みらい。」
キッチンから声がする。
この人が銀さん。
僕を引き取ってくれた。
今、唯一信じている人。
小3の時、誰とも話さなかった僕。
たまたまボランティアで来ていた、銀さんは僕にしつこく話しかけてきた。
根負けして答えてしまったら質問攻め。
久しぶりにのどを使ったというと、
それから毎日のように話に来た。
そして大学を卒業したら俺を引き取ると言ってくれた。
養子として。
嬉しかった、だがまた裏切られるそう思うと、
素直にうなずけなかった。
でも、施設にいても何も変わらない気がした。
だから、もう一度この人だけ
信じてみようと思った。
まだ答えははっきり出たわけでも、
過去を乗り越えたわけではないが
銀さんは一緒にいると安心する。
「みらい お前の前の親から手紙が来ていたぞ。」
§END§
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