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記憶の蓋 ~MEMORY LID~にしおりをはさみました!
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記憶の蓋 ~MEMORY LID~
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side 希望
銀さんは半信半疑の俺の頭を撫でて話をつづけた。
「みらいを攫った男は、暗黒団のボスの右腕と言われている術師だ。」銀
「術師?」希望
「そうだ。みらいも”記憶の蓋”という術にかかっている。」銀
「記憶の蓋?」希望
「みらいはルミナアースにいた、小さいときの事おぼえてないだろ?だから、探していた。」銀
「・・・・」希望
そうだ。
覚えていない。
だから、探していた。
あると知っているならば、探さないだろう。
「僕は記憶がない。だから無意識の中で故郷を探していたんだね。」希望
いつの間にか一人称が変わっていた。
「みらい、思い出すためには失ったものを取り戻すしかない。今みたいな優し気な本当の笑顔とかな。」銀
いつの間にか笑っていたみたいだ。
俺はすぐに元の顔に戻した。
「・・銀さん、俺やってみるよ。地球を守るとかそんな大きい枷は背負えないがけど、記憶を取り戻すため、そして罪のないショタをすくため俺は戦う。」希望
「そうか、嬉しいよ、ありがとうな。」銀
銀さんの話はこれで終わった。
俺の中で消えていた希望の光がまた光を取り戻し始めた、瞬間だった。
§END§
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