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オークションの始まり ・・sideにしおりをはさみました!
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オークションの始まり ・・side
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「なぁ、今日オークション
やるらしいぜ」
「それがどうした」
清切は情報屋で来儀がいつも
使っている。
「今回は日本人がいるらしいぜ。
名前は、まさ・・」
「何?まさ?!雅人か」
「それがまさ、しか覚えて
ないんだ」
(もしこれが、雅人だったら)
1年もの間、我慢していた気持ち
がまた蘇ってきた。
「場所はどこだ?」
「あぁ、確か・・」
場所を聴くとすぐそこに向かった。
「ここか」
建物の入り口には体ががっちり
した男が立っていた。
「名前は」
「来儀だ」
「えっ、あの・・」
男は驚きながらも、ドアを開いた。
中に入ると50人くらいの男達がいた。
「1000万」
「5000万」
「5000万でいいですかー。
はい、決まりです」
1人の男が売れたようだ。
日本人はもう買われた
だろうか。
そう思っていると
アナウンスがかかった。
「次が最後です。目玉商品は
何と日本人だよー」
(本当に雅人なのか)
来儀は期待と不安が入り混じっていた。
「これは何と」
「綺麗だ」
(あれは・・)
椅子に縛り付けられて登場したのは
間違えなく雅人だった。
「日本人はなかなかいないよー」
「あぁ、あっ、んん」
(薬を盛られたのか?)
頬が少し赤くなって喘ぎ声も
漏れているため、媚薬だろう
と思った。
「触ってもいいかね」
「はい。どうぞ」
参加者の1人がそう言うと
雅人の近くに数十人の
男達が行った。
「あっ、らめぇぇー、乳首
やらっ」
「5000万」
「1億」
「1億でいい・・」
「5億」
「え、5億?5億が出ました。
5億でいいですか。
決まりましたー」
俺は落札した後、雅人を
抱きかかえた。
「カードしかないがいいか」
「来儀様ですか?
はい!!大丈夫です」
男は焦りながらカードを
スキャンした。
「ありがとうございました」
手続きが終わると、外に出て
車に乗った。
「あっ、あぁっ、助け、て」
「家に帰ったら楽にしてやる」
1年間、思い続けていた相手
が今ここにいる。
来儀は満足感に浸っていた。
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