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親衛隊長？と男の娘。にしおりをはさみました!
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親衛隊長？と男の娘。
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食堂の前に着いた。
理央「とりあえず、耳栓するといいよ。ちょっとうるさいからねー。」
咲夜「あ、うん！わかった！！」
理央と渢汰と紫乃と僕。
4人で扉を開けると、ものすごい悲鳴と雄叫びのようなものが聞こえた。
「キャー！！理央くんかっこいい！！」
「渢汰親衛隊長様もお素敵！」
「紫乃ー！抱かせろー！」
「なんだ！あの子！めちゃくちゃ可愛い！！」
そんな声が聞こえるけど、親衛隊長ってなんだろ。
咲夜「渢汰は親衛隊長さんなの？」
渢汰「一応ね、会計さんの。一年なのになっちゃってさ。意味わかんないよね〜。僕は親衛隊長会議で情報収集したいだけ〜。」
咲夜「そーなんだ！」
生徒会かな？
大変そうだなぁ。
よくわかんないや。
紫乃「さくりんは何食べるの？？」
咲夜「オムライス！！！」
僕はオムライスが大好きで三食オムライスでも生きていけるんだよ！
紫乃「お！じゃあ学校でもらったカードをスキャンしてパネルで選べばオッケー！！」
ん？
カード？
そんなもの貰ったっけ？
その時こっちに向かってくる女の子がいた。
ん？
女の子？
「渢汰隊長ー！」
渢汰「ん？奈津か〜。」
奈津「あ、そっちの子が転校生の子？そこの紫乃ちゃんと同じクラスの晴島奈津(はれしまなつ)って言うの！よろしくね♡」
咲夜「よ、よろしくぅ？」
え？
女の子！？
紫乃「なっつんはね？男の子だよ？女の子の格好してるけど。」
声も女の子みたいだったからびっくりした！
ほんとの女の子だと思った！
制服もスカートだし。
奈津「へへへー、奈津のこのスカートは自前だからほんとはダメなんだけどね？ルイちゃん先生が良いって言ったのよー。」
ルイ？
ルイってあー！
咲夜「あー！短パンの先生。」
これは誤解を生む言い方だけど、忘れた。
実際には制服短パン推し担任の先生。
奈津「そうだ！隊長！生徒会が転校生にカードを届けに来るらしいから、多分騒ぎになるから注意よろ〜って。」
渢汰「は〜い。」
奈津「奈津も見張ってるから大丈夫だと思うわ。安定の鳴海先輩は来ないと思うけど。はぁ、鳴海先輩♡ほんと好きぃ♡」
紫乃「なっつん。気持ち悪いよー。」
奈津「え？奈津は可愛いもん！でも正直くやしーぐらいに咲夜君が可愛い。よし！今日から奈津のライバルね！」
咲夜「え？僕？」
その時、急に周囲が悲鳴と雄叫びに包まれた。
さっきとは比にならない。
うるさいよぉー！
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