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5. ふたりだけのにしおりをはさみました!
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5. ふたりだけの
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二人だけの帰り道、
人気のない路地裏。
「渉...今日もして？」
「.....いいよ、優也。」
これは、二人だけの秘密。
布が擦れるような音が止むと次第に荒い吐息が聞こえてくる。
「んっ...渉、どしてキスしてくれないのっ...」
「んー？」
誤魔化しながらモノを扱く。
決して二人が繋がることはない。
「やあっ、んああ...！」
一人が果てれば、その行為は終わる。
そのまま壁にそって、地面に座り込む様子を一方はニヤリと笑いながら
愛おしそうに見つめていた。
繋がることもなければ、キスを交わすこともない。
愛し合っているわけではない。
そうこれは...二人だけの秘密。、
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