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久しぶりの家にしおりをはさみました!
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久しぶりの家
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車がマンションの駐車場に着いた
「早く降りて」
いつもより冷たい声に恐怖が増す
足が震えて少し降りるのに時間がかかってしまう
「早くって言ってるんだけど」
先に車から降りていた祐兄に腕を引っ張られこけそうになる
「ごめんなさい…」
謝った後も祐兄の態度は冷たくて家に入るまで無言だった
「ただいま…」
3日ぶりの家は安心なんてなく恐怖が大きい
「服脱いで」
「…はい」
これ以上怒らせたくない
その一心で言われたことをする
「俺の部屋で待ってて」
頷いて祐兄の部屋に入った
やっぱりこの部屋は嫌な記憶でいっぱいで
これからあることも嫌で仕方ない
にげだしたい…
ドアノブに手をかけた
開けようとした時ドアが開く
「何してんの?」
圭兄が睨みつけて来た
「…あっ」
圭兄に見つかった
まだ祐兄に見つかった方がマシかもしれない
「3日空いたからかな〜そんなに震えて」
たった3日なのに兄たちと離れていた時間が恐怖心を強くした
「やっ…おねがい…叩かないで」
「そんなこと言われたら叩きたくなるんだけど」
僕が怖がるのが面白いみたいで笑っている
「圭、そんなとこで何してんの?」
最悪なタイミングで祐兄が来た
「んとね、咲が逃げ出そうとしてたから今からお仕置きしようと思って」
「そうなんだ、いいよ好きにしな」
「ちょうど仕事の電話があって」
「そーなんだ、ありがとう」
圭兄は僕の方を見て笑っていた
圭兄は僕を抱き上げてベッドの上に降ろした
「ごめんっなさい…許して」
「やだ!やだ、やだ…」
「うるさいなぁ」
「はぁ…はぁ…」
息が苦しい
最近はなかったのに
「ダメなものはダメ」
おもいっきり顔を叩く
「ほら、赤くなってかわいいよ」
何回も何回も顔を集中して叩いていく
顔は真っ赤になって震えも止まらない
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
「謝るなら初めからやらなきゃいいのに、本当に咲はバカだね」
「うっ…けぃに…ごめんなさい」
「そんなに可愛く呼んでもダメだってば…はぁ」
その時は急で部屋に何人も人が来て圭兄は抑えられて僕は毛布をかけられた
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