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18歳以上ですか?
離れたくない3にしおりをはさみました!
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離れたくない3
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「今日は学校に行って帰ってくるのが多分、
2時位だからね。」
「わかった、ごちそうさまでした。」
わかったと言ったけど本当はまた寂しさが心の中に溢れていた。そしたら何故か急に昇兄に触れたくなって、それが溢れ出てきた。
「ごちそうさまでした。そろそろ、学校に行ってくるね!」
「昇兄待って、」
「何?竜」
「目瞑って」
チュッ
俺は、自分でも何をしようとしているのか、全くわからなかった。でも自然と言葉が出て体が動いて、昇兄の首に腕を回して頬にキスをしていた。
「いって、らっしゃい!」
自分でした事だか、物凄く恥ずかしくなって顔が真っ赤になるのがわかった。それを昇兄に見られないために、腕をほどきドアを開けて昇兄を外に出していた。その時に昇兄が、何か言っていたが急ぎすぎて居てきこえなかった。
少しの間、ドアに背を預け座っていた。
俺は、人が嫌いで誰も俺の中に入ってきて欲しくなかった筈なのに、昇兄だけは違って大好きだった。それでも、俺の中にある感情や、思いには触れて欲しくなくて少し距離を置いていた。昇兄もその事を察してか、少し距離を置いて接してくれた。
なのに俺から歩み寄ろうとして、何してるんだ!
たまに、俺にもわからない己の感情が、怖い。
この時の俺は、この感情が何か知る筈もなかった。
今している事は決して悪い事ではないと、
だがそれは、とても苦しく辛い道だとは思いもしなかった………この話はまた次の機会に NEXT
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