アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
唯一の親友にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
唯一の親友
-
俺達が在学している学園、私立鈴清学園。
中学からのエスカレーター式の学園だ。
学園はとても広くて、校門から校舎までが200m 位ある。その両脇には桜並木があって春になるととても綺麗な花を実らせる。
そんな学園の校門を入ってすぐ見慣れた顔があった
「おはよう、昇。久し振りだね」
「おっはよー!しょーう!元気にしてたか?」
「おはよう、初雪と…咲月か。初雪、元気か?」
「何その、あからさまに俺を忘れてたみたいな反応。
俺、昇の事大好きなのに悲しいな~。兄ちゃん慰め
て~!」
「咲月。その辺にしとかないとお兄ちゃん、怒るよ」
「うっ!ご、ごめん兄ちゃん。」
「いいこいいこ。ごめんね、昇。僕の体調はかなり善
くなったよ。心配掛けてごめんね」
「いいよ、俺はお前が体調善かったならそれで。」
俺には親友が二人居る。一人は珀羽初雪。初雪と書いてはつきと読む。咲月の双子の兄で、よく体調を崩して、入院をしていたりする。とても優しくて、俺の親しい友人の一人だ。
もう一人は、珀羽咲月。初雪の弟で、咲月と書いて、さつきと読む。何時も元気いっぱいではしゃいでいるが、その都度初雪にさっきみたいに叱られている。初雪の事が凄く好きな可愛い奴だ。
まぁ、うるさくてちょっと、めんどくさいけどね。
二人とも俺達と一緒のクラスで、俺が唯一友達だと思っている人だ。 NEXT
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 61