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昼ごはんにしおりをはさみました!
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昼ごはん
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竜も起きた所で、早速ランチタイムに入った
「竜の弁当めっちゃ美味しそう!」
「当たり前だろ。俺が朝から愛情込めて作ってるんだから」
「昇は本当に料理が得意だね。伊達に2年間料理作ってるだけはあるよ」
「初雪、ありがと。でも、咲月も料理上手くなかったか?」
「咲月の料理、昇にも負けず劣らず美味しいよ」
「兄ちゃんに褒められた~!」
「良かったな、咲月。いっつも怒られてばっかだからな」
「昇はいつも、一言余計なんだよっ!なあ、竜?」
「昇兄はいつも、優しいよ?」
「あ~、うん、ごめん。竜に聞くのは間違えだな。昇は竜には優しいもんな」
「それはちょっと違うな、竜には優しいじゃなくて咲月には厳しいの間違えだろ」
「兄ちゃ~ん!俺、昇に何かしたっけ?何でこんなに嫌われてるんだ!」
「そんなことより、ちゃんとご飯食べて。」
「竜~!昇も兄ちゃんも酷いよ~」
咲月が涙目になりながら竜に抱きついて、竜も咲月もお互いに好きだとか言うから、俺の竜に何してんだよ。とか思いながら、怒りはかなり募っていた。
「よしよし、俺は咲月の事好きだよ?」
「竜……ありがとう。俺も大好きだよ」
「さ~つ~き~、竜から離れてくれないかな?そろそろ我慢できない。」
「咲月もそろそろやめないと、僕にも昇を止めれなくなるよ?」
「何で二人して俺の竜を取るんだ!」
「あっ!咲月、それは……いっ」
「俺の、竜?竜は俺の物だ!」
「言ったら駄目だって言おうと思ったのに。」
俺の怒りが爆発したのは分かったが止めれなかった
咲月の襟元を掴み上にあげ、殴り掛かりそうになった。
「昇兄の…も…の…」
「昇!そろそろ止めて、咲月が危ない!」
「初雪、ちょっと静かにしててね?分かった?」
「わ、分かったよ」
「しょ、昇?ごめん俺が悪かった。だから離して」
「昇兄、咲月を離してあげて!」
竜の声が聞こえて、咄嗟に咲月を握ってた手を離した
「ゴホッゴホッ」
「大丈夫?咲月」
「兄ちゃん……もう大丈夫だから。それより兄ちゃん大丈夫?急にビックリしたでしょ?」
「僕は大丈夫だよ!それより、」
「あっちか」
「昇兄、あんなことしたら駄目だよ。もう、人が居なくなるのは嫌なんだ」
「竜……ごめん」
「分かったんだったら、もういいよ。それより早く教室行かないと休み時間終わっちゃうよ」
「そうだな。咲月と初雪はこれから授業あるからねね。
俺と竜は皆が勉強してる間に帰るから、人が居ないときに帰らないと竜が心配だからさ」
「じゃあ、また明日」
「昇、明日も頑張ってこいよな!じゃあバイバイ!」
「うん、ばいばい。また明日」
初雪、咲月、竜の順番で挨拶を済ませた後に初雪に耳打ちをした。
「初雪、あんまり無理すんなよ」
「やっぱりばれてた?昇にはかなわないな」
「長い付き合いだからな。そんくらい分かるよ。
温かくして、ゆっくり寝てろよ」
「分かった。心配してくれてありがとう。」
「ん、じゃあバイバイ」 NEXT
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