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放課後になった
部活へ向かう生徒達が見える
結局、馬を乗りこなせなかったな
あんなに頑張っていたのにね
「翔、そろそろ」
「ああ」
俺達は先に塔の中で待つ事にした
ここには来たくは無かったけど来なければ始まらない
まだ、燕羽の血が染みついている地面を見つめ階段を上った
「ねぇ、君・・・都築君だっけ?」
「楓さん、どうして僕の名前を?」
「ふふっ、タイプだからかな」
「えっ?」
「俺、結構浮気性だからさ・・・意味わかるよね、一緒に来る?」
「はい、行きます」
何を期待してるんだか
息使いが気持ち悪い
「どこへ?」
「そうだな、人気のない所」
「はい」
塔を目指して歩いた
会話もしたくなかった
「ライブ、僕行きます」
「そう」
「すごく楽しみです」
「へぇ」
「まさか、楓さんから声を掛けてもらえるなんて」
塔の下で足を止め、冷たく言った
「じゃ、俺の役目はこれで終わり・・・バイバイ」
「えっ?」
戸惑って佇んでいた都築が戻ろうとした瞬間、腕を掴んだ
「何?」
「どこ行くんだよ」
「翔君・・・」
「お前の行く先は地獄しか無いだろ?」
「違うんだ、僕は頼まれただけで」
「俺はまだ何も言っていないけど」
「・・・・・・・・・」
「取り合えず来いよ」
繭と二人で腕を持ち、塔の上まで連れ来た
「何をするんだよ!」
「そうだな、まずは逃げられないように・・・」
「ぎゃーー!!」
躊躇なくアキレス腱をナイフで切った
「痛いよ、助けて・・・」
「じゃ、質問タイムだ」
「ううっ・・・早く病院へ」
「あのさ、聞こえなかった?」
「・・・・・・・・・・」
「燕羽を呼び出したのはお前?」
「そうだよ」
「誰に頼まれた?」
「・・・・・・・・」
「へぇ、言わないんだ・・・じゃ、今度は指だな」
「ぎゃーー!!」
小指を逆に折り曲げると、鈍い音がした
「答えるまで、同じ質問を続けるぞ」
「痛いよ・・・助けて」
「誰に言われた?」
「・・・・・・・・・・」
「お前なかなか根性あるね」
「ぎゃーーー!!」
次は薬指を折った
「答えた方が楽だろ?何故言わない」
「お願い、もう許して」
「それは答えじゃないよな」
「ひぃ!・・・・ぎゃーーーー!!」
中指も折った
指がおかしな方向を向いていた
気持ち悪いな
「誰に頼まれて燕羽を連れて来た?」
「お前達、パパに言ってやる」
「馬鹿ですね、そのパパもママも仕事を失うというのに」
「えっ?」
「全て僕が奪って差し上げます、大切な人を奪ったのですから」
「会長がこんな事を許して・・・」
「いいんだよ」
「ぎゃーーー!!」
今度は人差し指
「翔、こいつは腕を折られても言わない」
「だな、趣味じゃないけど体に聞くか」
「趣味悪い」
「お前はカメラマンだ」
「うん」
「な、なに?」
「何だろうね」
動けないから服を破り捨てるのは簡単だった
「ふざけるなよ!警察に言うぞ」
「だから何度も言わせないで下さいね?バカですか?」
「どう言う意味だよ」
「この学園は治外法権です、警察は金で動きますので怖くはない」
「何するんだよ」
「そうだな・・・」
背中を蹴飛ばして四つん這いにさせた
「お前にはこれで十分だな」
ランタンに刺さっていた太いロウソクを取り出し
思い切り刺し込んだ
「ぎゃーーー!!痛いっ」
「せっかくだからムードを出すか」
突き刺さっているロウソクに火をつけた
「熱い・・・熱いよ」
「んあわけあるか、まだロウソクは長い」
「もう止めて」
「じゃ、話せ」
「・・・・・・・・」
「あっそ」
火のついたロウソクを足で押し込んだ
「ぎゃ!!」
「今度こそ火傷するかな」
「熱い・・・熱い!!」
肉の焦げた匂いがする
「臭いな」
そのまま更に奥まで押し込んだ
「ぎゃーー!」
「これで火は消えたんだから熱くないだろ?」
「ううっ・・・」
「話す気になった?」
「・・・・・・・・・・」
「繭、どうする?」
「これ」
「お前もなかなかえぐいな、どこにあったんだ?」
「隣の部屋、きっとうざぎの調教用」
「成程」
棘の付いた太い棒
悪趣味な奴だ
「ほら、ご主人様愛用の物をやるよ」
力任せに刺し込んで足で押し込んだ
今度は血が流れて来たけどどうでもいい
「ぐっ・・・ううっ」
「これでも話さないんだ、それともこれはもう使用済みだった?」
うつ伏せになったまま、痙攣を起こしていた
完全に腸は使いものにならないかもね
「言いそうにないし、やっぱり俺にはこんな血生臭い趣味はないからそろそろさよならだ」
「翔、これ」
「おいおい、お前」
完全な拷問道具を指さした
「これって何だっけ」
「鉄の処女」
「お前は処女じゃないけどまぁいいか」
「や、やめて・・・お願い」
「じゃ、話すのか?」
「・・・・・・・・・・」
「はいはい、時間の無駄!」
腕を掴んで鉄型の中に入れた
「最後だぞ、話す気になったか?」
最後の力を振り絞って俺達に言った
「死ねよ!」
「お前がな」
思い切り、フタを閉めた
悲鳴が聞こえるけどどうでもいい
「じゃ、行くか」
「うん、家族はすぐに処分する」
「その映像は好きに使え」
「好きにって・・・闇に流すしかない」
「可哀相に、永遠に変態共のお供だな」
「いいと思う」
「お前って怖いな」
そこまでの忠誠心って意味が分からない
それとも、洗脳でもされてるのか?
血を流している、鉄の処女を見つめ階段を降りた
和海達はすぐにこれを見つけるだろう
今度は俺達が嘘をつく番だね
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