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CAGE4:あの日の同罪ー倉橋 洋ー31にしおりをはさみました!
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CAGE4:あの日の同罪ー倉橋 洋ー31
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「貴方が弱さを見せてくれることが嬉しいです。」
心地良さそうに手に擦り寄る姿は、さっきまで嫌々と首を振っていた奴とは別人だ。
「倉橋さん、僕には男同士の性行為の経験はありません。あまりにも未知過ぎて怖いです。……でも僕は貴方を信じてみようと思います。」
「………………」
「優しくしてくださるんですよね?」
「…努力する。」
「僕のこと、抱いてくださいますか?」
立花は確かに、幸せそうに笑った。
「……ああ。この先、俺が抱くのはアンタ一人だけだ。」
手の震えがピタリと止んだ。
立花の腕が伸びてきて、俺の後頭部を捕らえる。
グッと寄せられ、唇が合わさった。
「ーーーっ!?」
「んっ………ハァ……倉橋さん、もっと……」
ともすれば酔ってしまいそうな程の色気を放つ立花にも、すでに恐怖の色はない。
乞われるまま貪るようなキスをして、再び中の指を動かす。
少し馴染んできたのか指の動きがスムーズだ。
出し入れをする度に吐息が漏れだして、俺を興奮させていく。
「ふぁっ………ん………っ」
「……指、増やすぞ。」
中指を挿れたまま、ゆっくりと人差し指を挿れていく。
「うっ………あぁ……」
「痛むか?」
問いに、首を何度も横に振っている。
シワが寄っている眉間にキスを落とす。
「嘘はつくなよ。」
「んっ…大丈、夫です……ぁ…」
少しでも気が紛れればと胸の尖りに舌を這わせた。
「やぁ、そんな……そこは、だめです……っ」
「どうして?」
「だって……そこっ……気持ちよくて………ぁんっ……」
「…なら、いいだろ?」
舌で力強く押し潰し、それから吸い上げてやると、身体の力が抜けて指が動きやすなる。
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