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俺の幸せ。にしおりをはさみました!
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俺の幸せ。
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「なんであんたなんか生まれてきたのよ！津鶴だけでよかったのに！」
母親のいつもの言葉と激しい暴力に堪えながら何度も謝る。
謝るきなんてさらさら無いのにでてくるこの言葉は毎度のように驚かされる。
数時間に渡り受けた暴力からやっと解放されるとふらふらと歩き自室に入る。
その後すぐにドアが開き驚くが、開けた正体を見ればほっとする。
「大丈夫？」
俺の唯一の幸せ、それは兄であり恋人である津鶴に抱き締められて名前を呼んでもらうこと。……だったのに。
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