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うらさかにしおりをはさみました!
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うらさか
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坂田side
今日は珍しく早起きしちゃった!!
何故かって?
それは…
今日はうらさんとのデートだから!
…デートだと思ってるのは俺だけだけどな。
俺はうらさんが好きだ。
その…恋愛的に。
最初はそんなこと全然考えてなかった。
でも、一緒に活動していくうちに、うらさんの優しいところとか、嬉しそうに笑う姿とか、とにかくうらさんに惹かれていった。全部、独り占めしたいって思うようになった。
でも、うらさんに伝えたら、きっと今までみたいに過ごせなくなってしまう。だから、このままで我慢するしかない。
…。とりあえず、準備しよ。
2時間後
ヤバい!!服選ぶのに時間かけすぎた!
うらさんもう着いちゃったかな?
待ち合わせ場所の駅前まで急いだ。
「はぁっ、はぁっ、うらさーんっ!」
俺が叫ぶと、うらさんが顔を上げた。
「坂田遅い…。まぁいつもの事だけど…。」
「ごめんごめん!」
俺が顔の前で手を合わせて謝ると、うらさんはしょうがねーなと言うように溜息をついた。
…と、その時だった。
「ホンマにさかたん遅すぎやー!俺ら何分待ったと思ってんのぉー?」
「罰としてセンラ達に何か奢ってくださいねー!じゃないと許しませんで」
な、なんでこいつらいんの…!?
俺が驚いていると、うらさんが説明してくれた。
「あー、まーしぃとセンラが暇って言うから連れてきた」
そ、そんな…。うらさんと二人っきりでいられると思ったのに!
こんなに頑張って服も選んで、寝癖も直してきて…
なんでこいつらァァァァ
心の中で叫んでいると、まーしぃが俺の顔を覗き込んできた。
「さかたんどーしたん?元気ないやん」
お前らのせいだろっ…w
とも言えず。すると、まーしぃが耳元で囁いた。
「ごめんなー、うらたんと二人きりになれる思て楽しみにしてたんやろ?」
「なっ…!」
こいつ、分かってて…!!
俺はまーしぃの背中をポカポカと殴った。
「痛っ!さかたん何すんねん…!おい!ごめんて!!」
くっそおお!
俺のうらさんとのデートが…。
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