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18歳以上ですか?
1月にしおりをはさみました!
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1月
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1月、2年の冬休みが終わり学校生活が始まった
俺は相変わらずタチ専門のデリヘルをやっていた
今日も予約が入ってる
学校なんてつまらい…ずっとそう思っていた
部活には入っていない
俺は、グループに属して何かをして達成する性分でもないしな
授業が終われば真っ直ぐ事務所に向かう
「こんにちはー」
「今日のお客さん学生だから仲良くなれちゃったりして」
オーナーが呑気に言う
「同じ学校だと色々と面倒になりそうですけど」
学校で俺が体売ってるってバレたら先生とか親とか出て来てさァ
まあ、出てくる親はいないんだけどね
「でもレンくんそういうのを口封じするの得意じゃない?」
「口封じっていうやり方はあんまよくないですよ
じゃ、行ってきます」
「気を付けてね~」
指示されたホテルに行くと相手はもういた
ベッドに座って窓の外をぼんやりと眺めているようだった
部屋はいたって普通
俺はどちらかというと明らかにこれからセックスしますっていうような部屋より普通の家みたいなホテルの方が好きだったりする
「三好優真さんで合ってますか?」
一応確認するとそいつはゆっくり振り返りこちらを見た
なんとなく見覚えはあったがどこで見たのは全然思い出せなかった
三好は振り返るや否や俺に近づきキスをした
会って早々で驚きはしたがそれに応えるように舌を入れて絡めた
「んんっ、んっ…」
三好を部屋の奥のベッドに押し倒す
「ん、んっ…はぁっはぁ」
こいつそっちの素質あるんじゃね?
もしかしてディープキス初心者?
赤く火照った顔とか超可愛い
こう何度もキスをしていると相手が下手とか上手いとかわかる気がするんだよね
ちなみに三好クンは初っ端から入れてきたけど舌使いなっていないし息吸えてないし余裕がない
「で、どんなプレイをご所望で?」
「…痛いのは嫌だ」
三好は先ほどからずっと目や鼻、手を、何気ない仕草だがこすっていた
この心理状態は不安や緊張、本心を知られないようにするときに現れる仕草だ
この手は最新の注意を図って仕事しないとな
「ふふっ、かしこまりました」
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