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サボタージュにしおりをはさみました!
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サボタージュ
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「ねえ、今日塚崎先輩と登校してたよね
珍しいね、三好くんが男子と一緒にいるなんて」
クラスの女子が話しかけてきた
オレでも知らなかった人をこの女子は知っていた
やっぱりあいつは有名な人なのか?
「ああ、いや、たまたまだよ
汐音ちゃんはなんでその人のこと知ってるの?」
「有名人だよ
イケメンなのに彼女いないし、学校のアイドルだし
あと、なんかの四天王?とかって聞いたような」
学校のアイドル…ねえ
そういえば、あいつはなんで彼女とか女友達をつくらないであんな仕事してるんだろ
てか、四天王ってなにそのいかにもアニメに出てきそうな言葉
いや、仏教用語なんだけどさ!
「今日の授業は性についてです」
4限目の授業は保健だった
体育科教師の田中が性について話す
別にこれはエロい話をしているわけではないのはわかっているが、その話を聞いているうちに昨日やった行為を思い出した
「…っ」
下半身が熱くなってる気がする…
ヤバい
「三好、どうした」
「すみません、ちょっとお腹が痛いのでトイレに」
「わかった」
教室を出て廊下を全力疾走してトイレに駆け込んだ
「っはぁ、はぁ、はぁ…」
「あれっ?偶然だね」
これで人がいないしもう安心だと思った矢先のことだった
声のする方へ目をやると塚崎がスマホを手にして立っていた
見た限り、トイレには塚崎しかいないようだ
「ここ1年のトイレだけどなにしてんの」
「ん?サボタージュ」
は?サボ…?
何言ってんのこいつ
「それよりさ、そこの盛り上がったところ処理しなくていいの?」
自分の股間を見るとそこはテントを張っていた
オレは瞬時にそこを隠した
「ヤる?」
「っ……」
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